
【写真】運命の始まりは病院のエレベーターの中での不思議な出会い! クランクインした阿部サダヲ&松たか子がガッツポーズ
本作は、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)以降、1作目の連続ドラマとなる大石静が紡ぎ出す夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和のマリッジ・サスペンス。
主人公は、センセーショナルな事件の裁判でいくつも無罪を勝ち取りながらテレビ番組にも出演、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎(阿部)。幸太郎は、入院先の病院で、感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と運命の出会いを果たす。独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は大きな秘密を抱えていて…。電撃結婚した2人は、ネルラの父・弟・叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタート。しかしその後、少しずつ秘密が明らかになり…。
ネルラの父・鈴木寛を演じるのは段田安則。大石が脚本を手掛ける作品にも多数出演し、大石から「日本の宝」と、円熟味を増し続ける演技力を絶賛された段田が、本作でも味わい深い存在感で人々を魅了する。
一代で日本を代表する缶詰メーカー「カンツル」を興し、財を成したものの会社を追われることになった寛は、その騒動以来、大の弁護士嫌い。はたして、義理の息子・幸太郎との関係やいかに…?
段田は「このドラマは脚本もいいし、良い役者がたくさん出てくるというすごい作品」と自信をのぞかせる。
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1階にレオ、2階に幸太郎&ネルラ、3階に考、4階に寛―同じマンションで暮らす5人の家族は、週に一度、全員そろって食卓を囲むのがお約束。考の手料理を味わいながら5人が軽快な会話を繰り広げる。…ということで、5人が集結した家族写真も公開された。
木曜ドラマ『しあわせな結婚』は、テレビ朝日系にて7月より毎週木曜21時放送。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■段田安則(鈴木 寛・役)
大石さんとは、これまでに何度もご一緒させていただいているんですが、いつも脚本が面白いので、この作品にも出られてうれしいです。阿部さんは仕事でご一緒するのも初めてですし、仕事以外でもお会いしたことがなかったんです。でもこの間、初めて阿部さんが出られた舞台を観て、面白い俳優さんだなと思っていたところなんです。その素晴らしい俳優さんだと思った方が主演ということなので、これは楽しそうだな、と。さらに松さんも出られると聞いて、ますます「やるぞ!」という気持ちになりました。
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僕が演じる寛は、もともと大きな缶詰メーカーをやっていて、自分が作った会社なのに追い出されたという人物です。まだまだ何者かわからないので…今のところ、“鈴木寛は謎”です!(笑)
男の人と女の人が別れた、くっついた…というお話はよくありますが、このドラマは、そこに“サスペンス”が入ってくるんです。脚本が良ければ役者がそれほど良くなくても何とかなるし、脚本がイマイチでも役者が良かったら何とかなるんですが、今回は脚本もいいし、良い役者がたくさん出てくるというすごい作品なんです。ネルラの抱える謎が一体何なのか、物語がどう進んでいくのか…出演する私でさえ先々が気になる内容になっていますので、皆さんにも楽しんでいただけると思います。
■岡部たかし(鈴木 考・役)
大石さんが僕が出演している小さな演劇を下北沢まで見に来てくださったりしたことや、最近「大人計画」の方々と仕事する機会が多くありました。それもあり、何より憧れの阿部さんとご一緒できるのがうれしいです。実は阿部さんと松さんのSPドラマ『スイッチ』(2020年)に僕も出演していて、その際にお会いしたことはありますが、お2人とも絶対に僕のことを覚えていないと思うので(笑)、今回しっかり関係性がある役でご一緒できて本当にうれしいです。でも実は今、とても緊張しているんです。楽しみ半分、緊張半分…むしろ緊張のほうが上回っています。どういう演じ方になるのか、自分でもまだ分からない部分があるので、家でもっと練習してきたらよかったな、と思っています(笑)。
大石さんが書かれる脚本には、“家族”がよく出てくる印象がありますし、そのホームドラマの部分は確実に面白いです。でもこの作品は、それに加えてサスペンスでもあります。コミカルなセリフがある一方で、謎解き、考察の要素もある。すごく面白いと思いますので、ぜひ見ていただきたいです。
■大石 静(脚本家)
まだ最後まで書いていないんですが、一体どうなるんだと思いながら書いています。
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岡部さんは、『和田家の男たち』でご一緒して以来、またご一緒したいと思っていました。初日のリハーサルではとても緊張されていましたが、何でもできすぎるくらいできる方だと思っています。
家族を演じるキャストの皆さんは名優ぞろいですから、私の脚本を10倍くらい面白くしてほしいです。