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一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚(28)が9日、インスタグラムを更新。自身の連載エッセーで性暴力問題について触れたと明かした。
渡邊は「NEWSポストセブン」のエッセーをストーリーズで告知。「連載エッセイ ひたむきに咲くの延長で、今回は性暴力問題について書きました」と書き出した上で「アンケートやデータの結果を用いて、あくまで一般論として被害による傷などをまとめました」と記述。「人を傷つける不法行為はしてはいけない、そんな当たり前のことが守られる世の中であってほしいと願っています」と投げかけた。
別の投稿で「<事実であったことを否認することがいつも加害者の第一手である。そして証拠を示されると次にはきまって問題をなるべく小さく見せようとするものだ。『そんな大した話じゃないno big deal』式の防御である>ジュディス・L・ハーマンの『真実と修復』より」と続け、暴力被害者用プログラムを設立したハーバード大名誉教授で精神科医の言葉を引用した。
連載エッセーの文中には「読者の皆様には、ここには書ききれないほど様々な傷があることを憂慮していただきたい。また具体的な行動様態は書いていないが、フラッシュバックの危険性がある方はご注意ください」と注意書きが施されていた。
慶大卒の渡邊は20年にフジテレビに入社。23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。1月末には初フォトエッセー「透明を満たす」を出版。今月25日には初写真集「水平線」(集英社)を発売する。同13日からはチバテレビのルールなし情熱応援型バラエティー番組「昨日のアレ観の裏観」(金曜午後11時半)でフジ退社後、初の地上波番組のMCを務める。
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