相撲ジャーナリストの横野レイコ氏が9日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。大相撲で歴代最多45度の優勝を誇り、日本相撲協会からの退職が決まった元宮城野親方の白鵬翔さんについて言及した。
白鵬さんはこの日、都内で会見。退職に至った経緯について、昨年3月に部屋が伊勢ケ浜部屋の預かりとなって「4月1日付で丸1年、3月中に執行部で話し合いがあった。聞かされた時に、いつ(再興)というのが明言されず、今回の形になった理由が大きい」とした。
さらに、元横綱の照ノ富士親方が9日付で伊勢ケ浜を襲名。白鵬さんは「後輩であり、同僚の照ノ富士が伊勢ケ浜になる。去年の話と今年の話でずれがある」と口にした上で、伊勢ケ浜親方個人については「後輩として、頑張ってくれた。照ノ富士の下が嫌だ、それは全くありません」と確執は否定した。
ハイヒールリンゴから「自分より現役時代に格下だった照ノ富士の下に付けられるのは協会への不信感はどうだったのか」と聞かれた横野氏は「納得いかない部分はあったと思う」。
照ノ富士との関係性についても「大人だし、否定はしていましたけれども、そこは後輩の親方の下に付くというのはプライドもありますし、気の毒だなと思います」とおもんぱかっていた。
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