喜多村緑郎、歌舞伎『刀剣乱舞』を体調不良のため休演　北條義時の代役に喜多村一朗

　俳優の喜多村緑郎（56）が体調不良のため、出演予定だった歌舞伎『刀剣乱舞』を休演し、代役を喜多村一朗が務めると、舞台の公式サイトが発表した。

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　公式サイトでは、松竹の名前で「歌舞伎『刀剣乱舞』の北條義時に出演を予定しておりました喜多村緑郎は体調不良のため休演し、下記の通り配役変更にて上演いたします」とのメッセージを発表。代役を一朗が務めると伝えた。

　歌舞伎『刀剣乱舞 東鑑雪魔縁』は7月5〜27日に東京・新橋演舞場、8月5〜11日に福岡・博多座、15〜26日に京都・南座で上演される。2023年以来2年ぶりの上演となる同公演は、新たに書き下ろされたオリジナルストーリーで、鎌倉時代の歴史書である「東鑑（吾妻鏡）」をふまえて、鎌倉幕府三代将軍・源実朝の時代を描く。

　演出は三日月宗近役としても出演する尾上松也と、日本舞踊尾上流四代家元・尾上菊之丞が務め、脚本は松岡亮が手掛ける。第一作から引き続き、中村鷹之資演じる同田貫正国、中村莟玉演じる髭切、上村吉太朗演じる膝丸、河合雪之丞演じる小烏丸の五振りが登場。さらに本作から尾上左近演じる加州清光、中村歌昇演じる陸奥守吉行、そして中村獅童演じる鬼丸国綱の三振りが加わる。