【日本映画批評家大賞】24歳・河合優実が主演女優賞 出演作がヒット連発「2024年は河合優実の年」と絶賛

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2025年06月09日 20:45  ORICON NEWS

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主演女優賞を受賞した河合優実(C)ORICON NewS inc.
 俳優の河合優実(24)が9日、都内で行われた『第34回日本映画批評家大賞』授賞式に登壇。映画『あんのこと』で、主演女優賞を受賞した。

【写真】麗しい…にこやかに花束を受け取った河合優実

 河合は、本作で機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラッグに溺れる少女・杏という難しい役どころを熱演。昨年はTBSドラマ『不適切にもほどがある!』、映画『ナミビアの砂漠』、アニメ映画『ルックバック』などヒット作に出演。「2024年は河合優実の年、ともいわれるほどヒット作や良作が続いた」と絶賛される中で、本作の演技が特に評価された。

 花束を受け取った河合は「この度は本当に素敵な賞をありがとうございます」とほほ笑み、本作について「面白い映画にしようとか、素敵な映画にしようとか、そういうことよりも、まず自分が1つ1つのシーン、一つひとつのカットに挑むときに、どれだけ心と体をささげられているのかということを大切にしていた気がします」と振り返る。

 続けて「それがこうやって賞という形で評価していただいたり、たくさんの人に見ていただいたことはすごく良かったと思いますし、すばらしいスタッフの皆様とキャストの皆様が誇りに思えるような作品になったと思います。これからも自分が誰かを演じることが、世界にとっていい働きかけになっていたらすごくうれしいので、頑張って続けていきたいと思います」と思いを語った。

 同賞は、1991年に水野晴郎さん(故人)が発起人となり、淀川長治さん(故人)、小森和子さん(故人)といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された、映画人が映画人に贈る賞。2024年に公開した映画を対象としている。

■『第33回日本映画批評家大賞』結果
・作品賞:『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(呉美保監督)
・監督賞:入江悠監督『あんのこと』
・主演男優賞:吉沢亮『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
・主演女優賞:河合優実『あんのこと』
・助演男優賞:綾野剛『まる』、森優作『ミッシング』
・助演女優賞:忍足亜希子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
・ドキュメンタリー賞:『大きな家』(竹林亮監督)
・アニメーション作品賞:『ルックバック』(押山清高監督)
・新人監督賞:山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』
・新人男優賞(南俊子賞):齋藤潤『カラオケ行こ!』、本山力『十一人の賊軍』
・新人女優賞(小森和子賞):長澤樹『愛のゆくえ』
・脚本賞:甲斐さやか『徒花 -ADABANA-』
・編集賞(浦岡敬一賞):田端華子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
・松永文庫賞(特別賞):東映剣会
・ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):根岸季衣『サユリ』
・ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):草笛光子『九十歳。何がめでたい』

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