九州北部は線状降水帯の恐れ=鹿児島で発生、梅雨前線停滞へ―気象庁

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2025年06月10日 00:31  時事通信社

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時事通信社

 東・西日本は9日夜、九州南部から太平洋沖に延びる梅雨前線の影響で雨が降る所が多かった。気象庁によると、鹿児島県大隅地方で線状降水帯が発生。同県ではさらに10日明け方まで、九州北部の福岡、佐賀、長崎、大分、熊本各県では10日明け方から夕方にかけて発生する可能性がある。

 土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要という。前線は北上し、11日にかけて東・西日本に停滞する見込み。

 鹿児島県肝付町では9日午後7時半ごろまでの1時間に69.5ミリの非常に激しい雨が降った。同県指宿市では午後8時50分までの24時間雨量が359.0ミリに上った。両市町などには土砂災害警戒情報が出された。

 九州の11日午前0時までの24時間予想雨量は多い所で、北部200ミリ、南部150ミリ。その後、12日午前0時までの同雨量は南部120ミリ、北部100ミリ。 

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