テストデーでガッティンが骨折。アイアン・デイムス、サラ・ボビーが急遽ル・マン出場へ

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2025年06月10日 02:50  AUTOSPORT web

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85号車ポルシェ911 GT3 R LMGT3(アイアン・デイムス)
 WEC世界耐久選手権のLMGT3クラスに出場するアイアン・デイムスは、6月8日に行われたテストデーでミシェル・ガッティンが負傷したため、6月11日からレースウイークの走行が始まる第4戦ル・マン24時間レースでは、サラ・ボビーが代役を務めることが明らかとなった。

 チーム運営会社のマンタイの声明によると、ガッティンはテストデーのセッション中、ピットストップのドライバー交代時に足を骨折したという。このため、レースウイークではボビーが85号車ポルシェ911 GT3 Rのステアリングを握ることになった。

「ミシェルとチーム全体にとって大変残念なことだが、彼女は元気で、アイアン・デイムスとマンタイの全員の全面的なサポートを受けながら、回復に集中している」と声明には記されている。

 2025年のFIAドライバーレーティングがブロンズからシルバーに変更されたことを受け、女性のみで構成される同チームでスポーツ・マネジメントの役割を担うボビーは、今季のWECに初参戦することになる。

 彼女はラヘル・フレイと、今季の新しいブロンズドライバーであるセリア・マルタンとともに、LMGT3クラスにエントリーする。

「過去4回のル・マン出場と優れた実績を持つサラの経験と決意は、チームが今年の挑戦に挑む上で鍵となるだろう」とマンタイの声明は続けている。

[オートスポーツweb 2025年06月10日]

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