7分袖や足首丈の“ハンパ丈”で「スタイルが悪く見えてる人」の特徴。脚が短く見えやすいのは

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2025年06月10日 09:00  女子SPA!

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 みなさん、こんにちはファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。肌の露出面積が増えてくる初夏。半袖まではいかないけど、長袖だと少し暑い時に役立つのが7分袖のトップスをはじめとした、ハンパ丈アイテム。しかし単体では素敵なアイテムも、着こなし方を一歩間違えると、丈の足りないつんつるてんコーデにもなるので注意が必要! 今回は、ハンパ丈アイテムで失敗しちゃう人の特徴をご紹介します。

◆1:全体的に丈が短いつんつるてんコーデ

 ハンパ丈支持派が陥りがちな着こなし失敗例の代表は、トップスやジャケットが7分丈、ボトムスはアンクル丈といったように上下どちらともがハンパ丈でまとまっているコーデです。

 好きだからこそ無意識に組み合わせがちですが、それでは全体的に丈の足りないつんつるてんコーデになってしまうので気をつけたいですね……。スタイルアップには首・手首・足首の3つを出すと良いと言われていますので、それにならって手首と足首を出す方も多いのかもしれません。

 手首と足首を出したい場合は、上下どちらかをボリュームのあるシルエットに切り替えましょう。例えばゆったりしたオーバーシャツにアンクルパンツ、5分袖トップスにティアードスカートなどです。上下ともにジャストサイズでスタンダードだと、丈の短さに視線が集中してしまうので注意してくださいね。

◆2:コーデ全体にメリハリのない、のっぺりコーデ

 先にお伝えしたこととつながりますが、トップスとボトムスのシルエットが単調で表面的なものであるほど、つんつるてんに見えたり、野暮ったく見えたりします。

 とくに家事育児に勤しむママさん世代は、ジャストサイズの7分丈トップスを愛用される方も多いですよね。そこにストレッチの効いたスキニーパンツや広がりのないシフォンスカートを合わせるとコーデがのっぺりしやすいので気をつけて。

 これは、組み合わせる服同士の生地の厚みやシルエットにメリハリが出ないことが原因です。コーデ全体が単調に見えるので、ボトムスはできるだけボリュームのあるデザインや、デニムなどの厚地素材を選びましょう。

◆3:ロング丈の羽織を合わせたハンパ丈パンツコーデ

 この時期に多いのは、薄手の羽織ものを合わせたコーデ。もちろんハンパ丈のパンツとカーディガンの組み合わせも、よく取り入れられています。しかし、ハンパ丈のパンツだからこそ逆にコーデバランスが悪くなって、脚が短く見えたりするケースも多々あります。例えば、太ももまで隠れるロング丈のカーディガンにガウチョパンツなど。

 これは上半身の着丈が長いのに対してボトムスの丈が短いことによって、胴長・短足な印象を引き起こしてしまうのです。ハンパ丈のボトムスを取り入れる際の羽織ものは、出来るだけコンパクトな着丈を選ぶようにしましょう。長くても、お尻が隠れる程度のものにとどめておいて。

◆上下の丈感の組み合わせを意識して

 ハンパ丈というのは上手に取り入れるとスタイルアップにつながりますが、組み合わせバランスを考慮しないと一転してスタイルが悪く見えることも……。

 野暮ったさ回避のコツは「なんでもハンパ丈で合わせないこと」と「上半身が長く見える着こなしを避けること」です。ぜひ、これらのポイントを意識しておしゃれなハンパ丈コーデを楽しんでみてくださいね。
<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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