ゴールドウインが自社製品のクリーニングや保管する新サービスを開始　衣類に加えてテントなどのギアも対象

　ゴールドウインが、富山本店のリペアセンターで行っている自社製品の修理サービス後に、クリーニングと保管までを請け負う「クリーニング・ストレージ」サービスを開始した。衣類だけではなく手入れの難しいテントや寝袋などのギアのクリーニングを行い、次のシーズンまで清潔に保管する。

　同社は手入れやリペアを行うことで製品寿命を延ばし、長く使うことを推奨してきた。キッズアイテムや「ゴールドウイン（Goldwin）」ブランド製品はリペアを無料で行っているほか、直営店である渋谷区恵比寿の「ザ・ノース・フェイス・キャンプ（THE NORTH FACE CAMP）」や大阪市北区の「ザ・ノース・フェイス プラス（THE NORTH FACE＋） グランフロント大阪」では、製品のリペアについて相談ができる常設型のリペアサービス「REPAIR」を設置している。リペアサービスの認知拡大や、環境配慮への関心の高まりを受け、同社のリペアセンターへの依頼は年々増加し、現在は年間2万点を超える製品の修理に対応しているという。
　新サービスでは、ゴールドウイン取り扱い製品を対象に、従来の修理サービスに加え、同社の品質基準に沿った専門業者のクリーニングや、専用スペースでの保管までを総合的に提供する。クリーニングの料金は、ダウンジャケット等の衣類はリペアとセットで7480円〜、寝袋は一律8500円、テントはインナーテントのクリーニングコースが1万2000円〜。保管は最大9ヶ月まで可能で、アイテム1点につき660円（集荷・送料は無料）。衣類の保管は任意としている。申し込みはゴールドウイン公式オンラインストアのマイページで受け付けている。