北九州死体遺棄事件、殺人容疑で土木会社の社長ら再逮捕へ
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2025年06月11日 05:01 毎日新聞

福岡県警本部 北九州市小倉南区の資材置き場の土中から男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された土木会社「花山組」社長、華山龍馬(46)とその知人でアルバイト、福田真美(42)=いずれも小倉北区=の両容疑者が男性を殺害した疑いが強まったとして、福岡県警は11日にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、両容疑者は共謀して4月17〜18日、北九州市内で、花山組会長で華山容疑者の父、龍一さん(当時87歳)=小倉北区=の首を絞めて殺害した疑いがあるという。
龍一さんは4月17日に行方不明となり、華山容疑者との間で金銭トラブルなどを抱えていたという情報があったため、県警が捜査を開始。防犯カメラの映像などから、華山容疑者が管理する車に龍一さんが乗り込み、花山組が管理する資材置き場付近まで移動した可能性が浮上した。
そのため、5月20日に捜査員が資材置き場を調べたところ、土中から龍一さんの遺体を発見。司法解剖の結果、首に絞められた痕が見つかり、殺人容疑を視野に捜査を進めていた。【川畑岳志】
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