『特捜9 final season』最終回場面カット(C)テレビ朝日 井ノ原快彦主演のテレビ朝日系人気シリーズ『特捜9 final season』(毎週水曜 後9:00)の最終回が、きょう11日に放送される。『警視庁捜査一課9係』から数えること通算20シーズン。『特捜9』がついに今夜、グランドフィナーレを迎える。
【場面写真】最終回にシリーズオールスターが集結! 2006年から17年まで、故・渡瀬恒彦さんが主演を務めた連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』から受け継ぎ、18年4月から『特捜9』がスタート。前作から“通算20作目”となる「final season」で、シリーズの集大成を迎える。
【最終回 あらすじ】
検挙率の高い特捜班に、なんとテレビの密着取材が入ることに。班長の浅輪直樹(井ノ原)をはじめ、村瀬(小宮山)志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)らメンバーはインタビューを受けるも、それぞれに緊張の面持ちで…。やがて、直樹が取材の流れで前身である9係の話を語ると、ADの九野優樹(岡部ひろき)が本番中であるにもかかわらず、異常に反応を示して…。その様子を見た直樹は、彼のことが少し気になるのだった。
翌日からは、その九野が密着取材を行うことに。青柳も「そうそう事件なんて起きない」と今年二十歳となる彼とフレンドリーに接し、すっかり特捜班に打ち解けているように見えたが、人知れずメンバーを冷たい目で見る九野の姿があって…?そんな中、九野は特捜班の歴史を勉強したいと、由真に20年前の事件の資料を用意してもらうことに。いったい、なぜ――!?
やがて、元特捜班の立場から話を聞きたいとの九野からのオファーで、捜査支援分析センター副所長の村瀬健吾(津田寛治)と三ツ矢翔平(向井康二)のもとを訪れるが、取材中も、なぜか九野は“20年前”にこだわっているように直樹には見えるのだった。
その後も密着インタビューは、監察医の早瀬川真澄(原 沙知絵)はもとより、直樹の妻・倫子(中越典子)、青柳の婚約者・垣内妙子(遠藤久美子)、矢沢の妻・早苗(畑野ひろ子)にまで及ぶことに。そして、かつてのメンバー・新藤亮(山田裕貴)に直樹が連絡すると、切迫した様子で…?強盗犯を追っているという彼に特捜班が協力することになり、新藤は久しぶりの直樹とのコンビを喜ぶのだった。しかしそんな喜びもつかの間、なんと犯人が持っていナイフが、直樹の胸に突き刺さって――。はたして?
密着取材の件を聞きつけた元班長で現警視庁音楽隊員の国木田誠二(中村梅雀)がみごとなベースプレイを披露するなど、やがて取材も終盤に。すると、九野に秘められた9係と関係の深い驚くべき過去が、徐々に明らかになっていくのだった。『9係』〜『特捜9』と、シリーズ通算20作のグランドフィナーレとなる最終回!