斎藤工×永尾柚乃『誘拐の日』、江口洋介・内田有紀・安達祐実ら実力派がメインキャストに!

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2025年06月11日 08:10  クランクイン!

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ドラマ『誘拐の日』キャスト陣 (C)テレビ朝日
 斎藤工が主演を務め、永尾柚乃が共演する7月8日スタートのドラマ『誘拐の日』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)の追加メインキャストとして、江口洋介、内田有紀、安達祐実、鈴木浩介、長谷川初範の出演が発表された。

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 本作は、『シグナル』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などのヒット作を生みだした韓国のスタジオ・ASTORYが2023年に製作した同名の連続ドラマを、丑尾健太郎の脚本、深川栄洋の演出でリメーク。斎藤工演じる心やさしきマヌケな誘拐犯と、永尾柚乃演じる記憶喪失の天才少女が超異色タッグを結成し、次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げる、巻き込まれ型ヒューマンミステリーだ。

 殺人容疑までかかった誘拐犯・新庄(斎藤工)を追う所轄のベテラン刑事・須之内司を演じるのは江口洋介。江口は「誘拐事件をきっかけにさまざまな謎が浮かび上がってくるミステリーで、これは面白そうだなと感じました。僕らも脚本を読んでいて1話1話、先が気になるので、視聴者のみなさんも“この先、何が起こるんだろう”と夢中になると思います」と物語の魅力を熱弁。「今、配信ドラマが話題をよぶことも多いですが、“地上波にもこんなに面白い作品があるんだぞ”という思いで現場は一丸となって撮影していますので、ぜひみなさんご覧ください!」と力強いメッセージを語っている。

 凛の行方を追う医学博士・水原由紀子を演じるのは内田有紀。水原は新庄&凛の敵か味方か、謎に満ちた存在で、内田は「私自身が感じたのは、一筋縄ではいかない女性だなということ。彼女にはミステリアスな部分がとても多いのですが、その奥には“女性としての生き様”みたいなものが隠れているんです。ひとりの人間として、とても興味深い女性だなと感じました」と自身が演じるキャラクターについて説明。また、「この作品のみどころのひとつは、新庄と凛ちゃんの掛け合い。斎藤さん演じる新庄が凛ちゃんにどのように翻弄されていくのかが楽しみ」と斎藤×永尾の演技合戦に期待を寄せる。

 新庄に誘拐を提案する妻の汐里を演じるのは安達祐実。汐里は3年前、新庄のもとから失踪したものの、突然現れて娘・芽生のために凛の誘拐を持ちかける…という大胆不敵な女性。まさにこの物語の発端を作った重要人物だが、汐里はいったいなぜ凛をターゲットに据えたのか、誘拐計画には何かウラがあるようで…。

 安達は「一言では説明できないほどに人間関係や人々の思惑が絡み合っていて、スケールの大きなドラマになりそう…」と本作のオファーを快諾。役柄については「彼女の心の中には愛がなくて、伽藍堂が広がっているような。その埋められない空間を埋めたくて、いつももがいているような人」と解析し、強さの裏に空虚感を秘めた汐里を繊細かつ毅然と演じていく。

 凛を追う謎の男・ケビン福住を演じるのは鈴木浩介。人間味あふれるキャラクター造形に定評のある鈴木だが、冷血漢の福住を演じるにあたり、「この作品の中では徹底的に“怖い人”として存在したい」と、コメディー要素は一切排除することを決意。『ドクターX』シリーズで共演し気心の知れた間柄の内田の名を挙げ、「今までやったことのない役柄なので不安はありますが、この現場では内田有紀さんに嫌われるくらい“怖い男”でいようかなと思っています(笑)」と新境地に挑む意気込みを語っている。

 長谷川初範が演じるのは、凛の大叔父で大病院の副理事長・七瀬富雄。「副院長の七瀬富雄は深川監督がかなり印象深いキャラクターにしたいとの強い意向がありました。私もその要望に応えられるよう、思うがままに、楽しみながら演じさせていただいてます」と、遺産のひとり占めを狙う富雄を貫禄たっぷりに表現する。

 ドラマ『誘拐の日』は、テレビ朝日系にて7月8日より毎週火曜21時放送(初回拡大スペシャル)。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■江口洋介(須之内 司・役)

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください

誘拐事件をきっかけにさまざまな謎が浮かび上がってくるミステリーで、これは面白そうだなと感じました。僕らも脚本を読んでいて1話1話、先が気になるので、視聴者のみなさんも“この先、何が起こるんだろう”と夢中になると思います。今の世の中にありそうな、でもなさそうなすごく不思議な世界観で、今まで見たことのないドラマになると思いますね。

――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?

私が演じる須之内刑事は自らの正義感を曲げることができず、過去にある不正を暴こうとして所轄に飛ばされたのですが、新庄が普通の誘拐犯ではないことにいち早く気づくほか、“この事件、何かがおかしいぞ”と感じていくんです。新庄と凛、この2人の逃亡劇の奥底に何があるのか…視聴者のみなさんも須之内と同じような目線で見てもらえたらと思っています。

――現場の雰囲気はいかがですか?

独特の世界観が広がる作品ですので、舞台となる街や刑事課の“色合い”、“匂い”を作るのに、最初は時間がかかりました。刑事課のキャストも初対面のメンバーが多かったので、“長く一緒に仕事してきた感”を出すことに最初は心を砕きました。2日間ほどギュッと一緒に撮影した日があって、それでコンビネーションを作ることができた感じですね。刑事課チームも出来上がってきたので、これからの撮影がますます楽しみです。

――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください 

斎藤さんは俳優でありながら、常に制作陣のような目線を携えて現場にいるので非常に気持ちいいですし、静かだけど熱く燃えていてたくましさもあるのでこの役にはとても合っていますよね。

柚乃ちゃんはテレビで見る以上にキュートですね。“天才”といわれているけどませているわけではなく、とてもピュア。先日、僕が「あ、あ、あ…」と声を出しながらウォーミングアップをしていたら、「それは発声練習ですか?」と聞いてきて、となりで真似して「あ、あ、あ〜」なんてやりはじめて…(笑)。とにかく人間に興味があるんだなと感じましたし、仕事も好きみたいですし、見ていて面白い。

僕ら刑事は2人の後を追うため彼らとほぼ接触がないまま物語が進んでいくのですが、遭遇したときはお互いに役が膨らんだ状態でガチンコするわけなのでその瞬間を楽しみにしています。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

この『誘拐の日』は日本ならではの新たな作品になっていますし、とても作品性の高いドラマです。ご家族みなさんで楽しんでいただけますが、ひとりでがっつり一気見したくなる作品でもあります。今、配信ドラマが話題をよぶことも多いですが、“地上波にもこんなに面白い作品があるんだぞ”という思いで現場は一丸となって撮影していますので、ぜひみなさんご覧ください!

■内田有紀(水原由紀子・役)コメント

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください

まず原作である韓国版『誘拐の日』を拝見して、素敵な物語に引き込まれました。これを日本版としてどう描くんだろうとワクワクしていたのですが、脚本がよくできていて読みものとしても面白いし、すぐに“画”も浮かんできて、これは視聴者のみなさんのご期待に添う作品になると確信しました。この作品のみどころのひとつは、新庄と凛ちゃんの掛け合い。ミステリーでありながら、どこか愛おしさを感じられる作品だと思います。

――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?

私自身が感じたのは、一筋縄ではいかない女性だなということです。彼女にはミステリアスな部分がとても多いのですが、そういったミステリアスな顔の奥には“女性としての生き様”みたいなものが隠れているんです。ひとりの人間として、とても興味深い女性だなと感じました。

ただ物語の序盤では、視聴者のみなさんには私の素性はまったく明かされません。新庄と凛ちゃんの敵なのか味方なのか…謎の存在としてスタートするので、そこは徹底して演じていきたいなと思っています。

――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください 

斎藤さんとは以前、CMの撮影でご一緒させていただきましたが、現場の要求に真摯に応える真面目な方で、人間として素敵だなと思っていました。今回、お芝居で一緒のシーンが多いので、実は共演をすごく楽しみにしています。

そして、なんといっても私は凛ちゃんを演じる柚乃ちゃんのお芝居が楽しみ! 脚本を読んでいて、彼女はこのセリフをどうやって言うんだろう…と興味津々ですし、斎藤さん演じる新庄が凛ちゃんにどのように翻弄されていくのかが楽しみです。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

この物語は、斎藤工さん演じる新庄と永尾柚乃ちゃん演じる凛ちゃん、2人の距離がだんだん近づいていくにつれて愛情が深まっていく様や面白いかけ違いが起きていくところが、いちばん楽しいところだと思います。最初から物語にのめり込めますし、どんどん感情移入もできる作品になっていると思いますので、ぜひ毎週楽しみにご覧ください。

■安達祐実(新庄汐里・役)コメント

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください

お話をいただいて、原作である韓国の作品を見ました。一言では説明できないほどに人間関係や人々の思惑が絡み合っていて、スケールの大きなドラマになりそうだと楽しみになりました。

そして、『にじいろカルテ』『星降る夜に』に続き、3度目の深川監督の演出を受けることができるというのが、とてもうれしいです!

――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?

私が演じる汐里は、とても寂しい人です。彼女の心の中には愛がなくて、伽藍堂が広がっているような。その埋められない空間を埋めたくて、いつももがいているような人なのかな、と感じています。

――現場の雰囲気はいかがですか?

とても穏やかで優しい現場です。良いものを作ろうという熱意が充満していて素敵です。

――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください 

斎藤さんは同じ歳ということもあり、なぜか昔から親近感がありました。その場で出てきた感情を大切されていて、それを表現することを恐れない俳優さんだなと、一緒にやらせていただいて感じています。

永尾さんは落ち着きがあって、それでいて現場ではいつもニコニコ楽しそうに過ごしてくれています。そんな永尾さんから出てくるお芝居は、なんだかいつも芯をついている気がしています。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

人間というものを、しっかりと描く作品になると思います。複雑な物語のなかでもクスクス笑ってしまうような場面もあります。楽しんでいただける作品になるように、みんなで頑張っています!

■鈴木浩介(ケビン福住・役)コメント

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください

韓国ドラマを原作とする作品は『スカイキャッスル』で一度経験していますが、『誘拐の日』も大変人気のある面白いドラマだとうかがっていたので、参加させていただけてうれしく思いました。

韓国に比べて話数が少ない分、むしろ韓国版をなぞらず超えていくところに面白さがあると思うので、脚本を読んだときの感覚を大切に演じていこうと思っています。

一方でシナリオのさまざまな部分に伏線が張ってあり、これは韓国ドラマ原作ならではの面白さだなと感じています。ものすごく引き込まれますし、読みものとしても楽しいです。

――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?

この作品の中では徹底的に“怖い人”として存在したいと思っています。僕は怖い人間をエキセントリックに演じることでコメディー的要素が入ってしまいがちなところがあるのですが、今回はそこも一切排除して、新庄と凛にはもちろん、視聴者のみなさんにも本当に怖くてイヤなヤツだな、と思われるように演じていきたいですね。今までやったことない役柄なので不安はありますが、この現場では内田有紀さんに嫌われるくらい怖い男でいようかなと思っています(笑)。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

主演の斎藤さんと永尾さんのコンビネーションや絆、そして歳の差コンビがさまざまな窮地を乗り越えていく様がこの物語の醍醐味だと思いますし、それを見ていくのが僕も楽しみです。しっかりイヤなヤツだなと思われるように頑張ります! 

■長谷川初範(七瀬富雄・役)コメント

――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください

脚本の発想がとても面白く、撮影に入る前からワクワクしました。

――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?

副院長の七瀬富雄は深川監督がかなり印象深いキャラクターにしたいとの強い意向がありました。私もその要望に応えられるよう、思うがままに、楽しみながら演じさせていただいてます。

――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください 

お2人とも親子ほど歳が違っていても、青春を彷徨う仲間のようで、お互い優しさと俳優の魅力を醸し出しています。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

さぁさぁ、今まで見たことのないスリルとサスペンスとヒューマンドラマ『誘拐の日』。
お楽しみください!
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