RIZAPグループが経営コンサル会社への堀田丸正株売却中止、譲渡の方針に変更はなし
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2025年06月11日 10:01 Fashionsnap.com

写真 RIZAPグループが、子会社の堀田丸正の株式売却を中止すると6月10日に発表した。
堀田丸正は、和装品や宝飾品の卸売り販売や、「意匠撚糸(ねんし)」の製造販売を手掛けている会社。2017年6月にRIZAPグループの子会社となった。
同グループは先月26日、「チョコザップ(chocoZAP)」事業をはじめとした他事業に経営資源を集中させることを理由に、発行済株式総数の62.23%を保有する堀田丸正の株式のうち約30%を、経営コンサルティングを手掛ける合同会社エンヴィーに6月10日付で売却すると発表。譲渡価格は15億円。これにより同グループの堀田丸正の株式保有比率は32.26%に縮小し、堀田丸正は連結子会社から持分法適用関連会社に変更する予定だった。また、同グループは今後も堀田丸正の保有株式を段階的に売却を進めていく方針を示していた。
株式譲渡の中止は、エンヴィーから契約諸条件について変更要請を受けたことを発端としている。しかし同グループは堀田丸正の株式譲渡に関する方針に変更はないとし、引き続き検討を進めていくという。今回の株式譲渡に伴う影響は、2026年3月期の連結業績の見通しに織り込んでいないため、譲渡契約の解除による業績への影響はないとしている。
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