物価高が続く中、より重要な要素となっている収入。採用サイトなどを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査によると、「年収アップのためにやっていること」の1位は「副業に取り組む」(40.2%)であることが分かった。
2位以下は「資格を取得する」(33.1%)、「スキルアップを目指す」(19.2%)、「転職する」(8.3%)が続いた。
「副業に取り組む」と回答した人からは「深夜清掃の副業」(20代男性)、「趣味も兼ねて副業を始めた」(30代女性)、「夜や休日に、自分の得意なExcelや資料作成の副業案件を受ける」(40代女性)といった声があった。
「年収を上げたいと思った理由」を聞いた。トップは「生活に余裕がない」で28.1%。以下「生活をより豊かにしたい」(17.2%)、「将来に備えたい」(15.8%)、「家族のため」(12.3%)が続いた。
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「生活に余裕がない」を選んだ人からは、「今の収入では厳しく、家賃を払うのもギリギリ」(20代女性)、「給与は安いままなのに昨今の物価上昇の影響で支出が増えて、生活がやや苦しくなってきたため」(30代男性)、「今の給料では、奨学金を返済していくことが難しいから」(40代男性)といった声があった。
インターネットによる調査で、対象は20代以上の社会人505人(女性270人、男性235人)。調査期間は4月7〜21日。
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