テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第45話より(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 テレビアニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系 毎週金曜 後11:00)第45話「蟇盆」が6日、放送され、猫猫の呼びかけに見せた楼蘭妃の声と表情が話題となっている。以下、ネタバレを含みます。
【画像】切ない…『薬屋のひとりごと』第45話場面カット 本作は、毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏が宮中で巻き起こる難事件へ挑んでいく謎解きエンターテインメント。前44話では、楼蘭妃が実は子翠で、翠苓と異母姉妹だと確信した猫猫。一方、宮中で猫猫の行方と子の一族の動向を追っていた壬氏のもとに羅の一族が集結し、最大限の礼を尽くして壬氏に“逆賊”子昌を討つべく軍を動かすことを頼み込む。羅漢の言葉に壬氏は、ついに自分の“本当の姿”で動き出すべく覚悟の表情を見せ、怒涛の展開に大反響があった。
第45話では、神美の命により、猫猫は不老の薬を作る日々を送っていた。ある日、猫猫を逃がすために響迂が策を講じるも早々に見張りに見つかってしまう。騒ぎを聞きつけた翠苓が仲裁に入り、事なきを得たと安堵していたそのとき、神美が現れ場の空気は一変。猫猫、響迂、翠苓、そして見張り役の誰をいたぶろうかと楽しむ神美の様子に腹を立てた猫猫は、思わずある言葉を口にしてしまう。怒り狂った神美は、猫猫を拷問部屋へ連れていくよう命令する。
拷問部屋には蛇やムカデ、サソリなど猛毒を持った生物が放たれる。しばしの後、響迂、翠苓に依頼された見張り役が猫猫を解放するべく扉を開けると、すでに猫猫は猛毒生物を始末。蛇を焼いて腹ごしらえをしていた。猫猫が拷問部屋を出ると、楼蘭が地下の火薬庫に火を放つところに遭遇。猫猫が楼蘭の手を引き逃げようとしたところで、「まだやることがあるから」と歩を返した楼蘭は、母・神美と翠苓との過去を回顧し、翠苓の出自のさらなる真実を猫猫に明かしていく。
とつとつと語る楼蘭が足を止めたところで、猫猫はどの名で呼ぶかしばし逡巡したあと、「子翠」と呼びかける。すると楼蘭(子翠)は驚きに目を見開いた後、喜びと悲しみが複雑に入り混じった表情で涙を散らしながら猫猫に向き、「なあに?」と笑顔を咲かせた。このシーンに、ネット上では「子翠の表情がめちゃくちゃ良すぎで何回もそこ見ちゃう」「子翠の笑顔が切ない…」「作画やっぱりすげーわ」「芝居が上手い絵」「気づいたら泣いてた…子翠…」「泣いた…作画も素晴らしいけど、瀬戸さんのお声も素晴らしくて、どちらも相まってすごくすごくよかった」「子翠って呼んだら子翠の声になったの泣いちゃった…うわぁぁあん」と大きな反響が寄せられた。