『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」キービジュアル(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会6月11日は津田健次郎さんのお誕生日です。
津田健次郎さんは1990年代にデビュー。第15回声優アワードでは主演男優賞を受賞しました。
2024年から25年にかけては、『NINJA KAMUI』や『ラーメン赤猫』、『あらいぐま カルカル団』、『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』など、吹き替えも含めた多彩なタイトルでメインキャストを務めています。
俳優としても活動中。『1995〜地下鉄サリン事件30年 救命現場の声〜』ではドラマ主演を務め、NHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演中です。6月7日には声優デビュー30周年を記念した「津田健次郎 -30th Anniversary- ディナーショー」が行われました。
そこでアニメ!アニメ!では、津田健次郎さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。5月31日から6月5日までのアンケート期間中に407人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代が約15パーセント、30代が約25パーセントでした。
■総集編が上映中 『呪術廻戦』七海が大差でトップに!
第1位
1位は『呪術廻戦』の七海建人。支持率は約36パーセントで、2年連続のトップでした。
「津田さんの低音ボイスが最大限に活かされたキャラクターだと思います。冷静で抑えた口調ながら、心の奥底に情熱があるとわかる演技は圧巻!」や「変わり者揃いの呪術師の中で貴重な常識人。“労働はクソということです”や“そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです”といった言葉は、社会人経験のあるナナミンだからこそ重みがあります。彼より強い呪術師はいても、尊敬できる人はいません」と、責任ある大人としての魅力が高く評価されています。
「“後は頼みます”というセリフのアフレコ現場を記録したドキュメンタリー番組では、険しさの中に優しさと悲しみをにじませた表情で演じていたのが印象的でした」と、ファンの記憶に残るセリフが多いことも人気の理由。現在公開中の劇場版総集編『呪術廻戦 懐玉・玉折』では若かりし日の姿で登場する人気キャラが、今年もトップとなりました。
第2位
2位は『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人。支持率は約10パーセントで、2年連続の2位となっています。
「現在30代の私が津田さんを初めて知ったキャラクターです。青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)を召喚するときの叫びがムチャクチャ迫力あった」や「“オレのターン! ドロー!!”や“滅びの爆裂疾風弾(バースト・ストリーム)”など、海馬社長の決め台詞が、手に汗握るデュエルをより一層盛り上げていました」と、『遊☆戯☆王』カードを遊んでいた世代を中心に熱い支持が多数。主人公のライバルキャラが上位に入りました。
第3位
3位は『ゴールデンカムイ』の尾形百之助。支持率は約9パーセントで、トップ3は昨年と同じキャラクターが並びました。
「クールで飄々としていて掴みどころがなく、ミステリアスさと色気が同居する難しいキャラクターを、これ以上ない表現力で演じていたから」や「闇を抱えていながら、お茶目な一面も見せる複雑なキャラ性の持ち主。津田さんの耳の奥まで響くような低音の声が心地良く、声優に詳しくなかった私も惹き込まれてしまった」と、壮絶な過去を歩んだキャラクターを演じています。
「第19話、母との思い出を懐かしむ一人語りの演技が恐ろしかった」や「“ははあッ”という独特の笑い方など、細かな演技が心に刺さります。尾形という人間を理解しているからこそ、細部まで説得力が宿るのだろうと思いました」と、長ゼリフやわずかな一言に注目した読者もいました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ラーメン赤猫』文蔵には「頑固な職人気質ながら、仕事の腕は確か。迷惑客には毅然と対応する一方で、雷は苦手なところがギャップ萌え。先代との絆も胸に響きます」。
『チ。-地球の運動について-』ノヴァクには「主人公と対立する立場ながら、信念と現実の狭間で揺れ動く人間らしさを演じ切っていました。気だるげな中に見え隠れする凄みのある声の強さが忘れられません」。
『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』鳴海荘吉には「実写版では吉川晃司さんが演じた師匠役。色気漂うハードボイルドそのままの声は、翔太郎でなくともシビれてしまう」。
『AD-LIVE』クロダタロウには「元気でポジティブな永遠の高校生・タロウくんの、とにかく全力ではしゃぐ姿が愛おしい! ほかのキャラクターやストーリーも素晴らしいので、『AD-LIVE』を観ていない人はぜひ!」と舞台で演じたキャラクターにも投票がありました。
2025年版では人気キャラが強さを見せる一方で、2024年から25年にかけて演じた最新作の登場人物もランクイン。来年以降のアンケートも気になる結果となっています。
■ランキングトップ10
[津田健次郎さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2025年版]
1位 七海建人 『呪術廻戦』
2位 海馬瀬人 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』
3位 尾形百之助 『ゴールデンカムイ』
4位 文蔵 『ラーメン赤猫』
5位 ノヴァク 『チ。-地球の運動について-』
6位 風間千景 『薄桜鬼』
7位 龍 『極主夫道』
8位 ブラム・ストーカー 『文豪ストレイドッグス』
9位 ジョーカー 『炎炎ノ消防隊』
9位 ダインスレイヴ 『原神』
9位 土籠 『地縛少年花子くん』
(回答期間:2025年5月31日〜6月5日)
■ランキングトップ20
[津田健次郎さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2025年版]
1位 七海建人 『呪術廻戦』
2位 海馬瀬人 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』
3位 尾形百之助 『ゴールデンカムイ』
4位 文蔵 『ラーメン赤猫』
5位 ノヴァク 『チ。-地球の運動について-』
6位 風間千景 『薄桜鬼』
7位 龍 『極主夫道』
8位 ブラム・ストーカー 『文豪ストレイドッグス』
9位 ジョーカー 『炎炎ノ消防隊』
9位 ダインスレイヴ 『原神』
9位 土籠 『地縛少年花子くん』
12位 オーバーホール/治崎廻 『僕のヒーローアカデミア』
12位 後藤卓也 『響け!ユーフォニアム』
14位 乾貞治 『テニスの王子様』
14位 土方歳三 『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
16位 鳴海荘吉 『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』
16位 日本号 『刀剣乱舞ONLINE』
16位 ミドル 『あらいぐまカルカル団』
19位 大人ランボ 『家庭教師ヒットマンREBORN!』
19位 カスティエル 『スーパーナチュラル』
19位 岸辺 『チェンソーマン』
19位 ジーク・B・極・玄武 『ゼノブレイド2』
19位 ティッツァーノ 『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
19位 永倉新八 『青のミブロ』
19位 ビットウェイ・オズロック 『イナズマイレブンGO ギャラクシー』
19位 ファイヤーエンブレム/ネイサン・シーモア 『TIGER & BUNNY』
19位 万次 『無限の住人-IMMORTAL-』
19位 横井和人(カズト横井) 『西園寺さんは家事をしない』
(回答期間:2025年5月31日〜6月5日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。