「U-25 Project Best Short Award」優秀賞は『楽しいバレンタイン・デー』の柴田九監督が受賞。壇上に上がってきた柴田監督の手には折りたたみ傘が。大平も戸惑いながらトロフィーを手渡した。柴田監督は「絶対にないと思っていたので、バイトの格好のままで来ちゃった…」と照れ笑い。母からもスーツで行くことを勧められたが「絶対にないから、これで大丈夫」と言い切ってしまったそうで「めちゃくちゃ後悔してます」とぽつり。それでも「めちゃくちゃうれしいです!」と笑顔を見せた。
27回目を迎えた映画祭の今年のテーマは、「creative active generative」。世界中のフィルムメーカーたちの“creative”が集結する映画祭は、作品とオーディエンス、クリエイターと企業が出会い、新たな化学反応が生まれる場を、“active”に創出していきたい、また、「生成AI」にも通じる新たなテクノロジーで新時代のクリエイティブを生み出していきたい(“generative”)というSSSFF & ASIAの現在地と未来図をテーマに映画祭を展開。今年は、世界108の国と地域から4592点の応募の中から選りすぐりの約250作品をリアル会場&オンライングランドシアターで上映した。