古舘寛治、1013企画の応募から選ばれ映画監督挑戦「予想していなかった。撮ったこともない」

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2025年06月11日 18:49  日刊スポーツ

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受賞の喜びを語る古舘寛治(撮影・千葉一成)

<ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025 アワードセレモニー>◇11日◇LINE CUBE SHIBUYA



古舘寛治(57)が、映像クリエイター支援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の第3期受賞企画の3本のうちの1本の受賞者に選ばれ、登壇した。「楽屋裏」が、応募された1013企画から選ばれた。


監督として映画製作に挑戦するにあたり「今回、応募して採用されるとは、ほぼほぼ予想していなかった。映画を撮ったこともない。チームで応募したのが面白がられたと思う」と語った。


古舘は個性派俳優として知られ、3月に公開された主演映画「逃走」(足立正生監督)では、1974年(昭49)から75年に起きた連続企業爆破事件の1つに関与したとして指名手配され、49年もの逃亡の末、24年1月29日に70歳で死亡した桐島聡容疑者(被疑者死亡で不起訴処分)を演じた。


「楽屋裏」が選ばれた古舘、「おっとのあし」の八幡貴美氏、「来世のせいら」の緒方一智氏は、講談社の編集者がプロデューサーを担当し、25年内の完成を目指してショートフィルムの製作をスタートする。古舘は「つまらないものを作るわけにはいかない。面白いものを作られるよう、頑張ります」と意気込んだ。

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