【宝塚記念】メイショウ軍団が12年ぶりのJRA平地GI制覇なるか メイショウタバルが武豊騎手で参戦

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2025年06月12日 08:00  netkeiba

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宝塚記念2025に出走予定のメイショウタバル(24年4月撮影、ユーザー提供:はあちゃまさん)
 「メイショウ軍団」12年ぶりのJRA平地GI制覇なるか。重賞2勝を挙げるメイショウタバル(牡4、栗東・石橋守厩舎)が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)で初のビッグタイトル獲得を狙う。

 メイショウタバルは父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ、母の父フレンチデピュティの血統。母は石橋守調教師が騎手時代に最後の勝利を挙げた馬。伯父のメイショウカンパクは12年の京都大賞典を制している。

 ここまで10戦4勝。3歳時の毎日杯を6馬身差で圧勝し、クラシックの有力候補に名乗りを上げた。しかし、皐月賞は抑えが利かずにハイペースの大逃げとなって17着に大敗。さらに日本ダービーは左後挫跖で出走取消と、春は不完全燃焼に終わった。秋を迎えて神戸新聞杯で2つ目のタイトルを手にしたものの、菊花賞は16着。年が明けて日経新春杯でも11着に沈んだが、武豊騎手と初コンビを組んだ首G1・ドバイターフでは5着に健闘し、一線級相手でも通用することを示している。今回は2200mへの距離延長がカギだが、要は道中のリズム一つ。その点、武豊騎手が続けて騎乗できるのは大きなプラスだ。

 松本好雄オーナーの所有馬が中心となる冠名「メイショウ」の馬は、これまでにJRAの平地GIを9勝している。障害ではメイショウダッサイが21年に中山グランドジャンプを制覇。Jpn1はメイショウハリオが今年の川崎記念など4勝を挙げているが、JRAの平地GI制覇となると13年のエリザベス女王杯のメイショウマンボが最後だ。「メイショウ」に初のGIタイトルを届けたメイショウドトウの宝塚記念制覇から24年、地元・阪神でオーナーが久々の歓喜に酔いしれるシーンを期待したい。

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