8試合連続安打を記録したドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)● パドレス 2−5 ドジャース ○
<現地時間6月11日 ペトコ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間11日のパドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場。8試合連続安打をマークしたが、今季ワーストの9試合、42打席に渡って本塁打無しとなった。
パドレス先発は3年目右腕バスケス。初回の第1打席はカウント1-2から高めボールゾーンのフォーシームに手を出して空振り三振。1点先制を許した直後の3回表、無死一塁での第2打席は甘く入ったスイーパーに初球打ちを試みるも左飛に倒れた。
マイケル・コンフォートの4号ソロで同点に追いついた5回表、二死走者無しでの第3打席は2番手左腕モレホンと対戦。フルカウントから内角のシンカーで遊ゴロに打ち取られた。
テオスカー・ヘルナンデスの11号3ランにより2点リードで迎えた7回表、一死走者無しでの第4打席は松井裕樹と2試合ぶりの再戦。カウント1-2から外角低めへ逃げるスライダーで空振り三振を喫し、松井にMLB通算100奪三振目を献上した。
9回表、一死走者無しでの第5打席は6番手左腕ペラルタの初球スライダーを捉え、右中間突破の三塁打。二死からウィル・スミスの適時打で本塁に生還し、貴重な追加点をもたらした。
この試合の大谷は5打数1安打、1得点、2三振という内容で、今季成績は打率.290、23本塁打、OPS1.008。6月2日のメッツ戦で23号本塁打を放ってからノーアーチが続き、ナショナル・リーグ2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)に2本差となっている。