近鉄奈良線&南大阪線「初」一般車両にトイレ「6A系」5月デビュー

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2025年06月12日 17:11  マイナビニュース

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近畿日本鉄道は12日、大阪・名古屋線系統と南大阪線系統で新型一般車両の運行開始を決定したと発表。南大阪線系統と奈良線系統の一般車両で初めてトイレを設置することも発表した。南大阪線系統の新型車両は「6A系」とされ、2026年5月の運行開始を予定している。


南大阪線系統(南大阪線、長野線、御所線、吉野線)の6A系は、奈良線系統(奈良線、京都線、橿原線、天理線)ですでに導入されている8A系と同様、赤色と白色のツートンカラーで近鉄らしさを継承したカラーリングとなる予定。ベビーカー・大型荷物対応スペース「やさしば」、ロングシート・クロスシートを切替え可能なL/Cシート、乗客が個別に扉を開閉できるスイッチを採用し、車内の扉上に大型の液晶ディスプレイを設置する。車内防犯カメラは1両あたり4カ所、乗務員と通話できる非常通話装置は1両あたり2カ所設置される。

大阪線・名古屋線系統の新型一般車両として導入される1A系と同じく、南大阪線系統の6A系も長時間にわたり利用する乗客の利便性向上のため、バリアフリー対応の多目的トイレを設置。あわせて8A系も2026年度以降、トイレ付きの車両を導入する予定となった。「奈良線系統および南大阪線系統の一般車両にトイレを設置するのは初めて」とのこと。


近鉄は各線区における新型一般車両の導入予定も発表。南大阪線系統の6A系は1編成あたり4両とし、2026年度に3編成12両、2027年度に2編成8両の導入を予定している。奈良線系統の8A系(1編成あたり4両)も、2026年度に4編成16両、2027年度に5編成20両を導入予定。6A系・8A系ともに2026〜2027年度の新造車両はすべてトイレ付きとなる。(MN 鉄道ニュース編集部)

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  • 京都駅−橿原神宮前駅間は約1時間15分、大阪阿部野橋駅−吉野間駅は約1時間半、単純に所要時間から行けばトイレは必要かもしれないが、果たして通しで乗る人はいるだろうか。
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