今週から函館開催 昨年の活躍からみる今年の注目騎手は? いよいよ今週から北海道シリーズがスタートする。そこで昨年の函館開催を対象に、勝利数、勝率、単勝回収率でトップだったジョッキーを紹介したい。
まずは勝利数だが、横山武史騎手が13勝を挙げて、2年ぶり4回目の函館リーディングを獲得した。ただ、特別では【2-7-5-13】と惜敗が目立ち、とりわけ重賞では7着、10着、15着と悔しい結果に終わった。今年こそは23年の函館スプリントSのキミワクイーン以来、2年ぶりとなる函館での重賞勝ちといきたい。
続いて勝率だ。こちらは騎乗回数が30回以上の騎手に限ると、北村友一騎手が23%でトップだった。とりわけ芝は1800m以上、ダートは1700mでの活躍が目立った。今年はダービージョッキーとして初の北海道シリーズ。17年の函館スプリントSのジューヌエコール以来となる重賞Vを期待したい。
最後に単勝回収率だが、同じく騎乗回数が30回以上の騎手に限ると、岩田康誠騎手が211%でトップだった。函館記念を3番人気のホウオウビスケッツで逃げ切ったのは記憶に新しいところ。他にも7番人気で2勝するなど、伏兵での活躍が目に付いた。
また今年の函館には新人の上里直汰騎手や舟山瑠泉騎手、森田誠也騎手、和田陽希騎手など初滞在の若手騎手も多く参戦する。ベテランジョッキーたちに負けない活躍にも期待したい。
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