9月1日に全体開業するBLUE FRONT SHIBAURAのTOWER S 野村不動産と東日本旅客鉄道が共同で推進する、国家戦略特別区域計画の特定事業「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」。そのツインタワーの南側1棟目「TOWER S」が9月1日に全体開業を迎えるにあたり、12日に記者発表会が行われた。
BLUE FRONT SHIBAURAのプロジェクトとしては、浜町町ビルディングの建替事業として、TOWER S、TOWER N(2030年竣工)からなるツインタワーの建設を予定。それに伴い、「水辺ならではのライフスタイルを創造し、これを広めて東京のベイエリアをつないでいく」ことを目指す一大プロジェクトとなっている。
この日の記者発表会では、野村不動産ホールディングス 代表取締役・新井聡氏、東日本旅客鉄道 常務取締役・中川晴美氏の挨拶に続き、野村不動産 代表取締役社長・松尾大作氏が登壇。BLUE FRONT SHIBAURAについてのプレゼンテーションを行った。
「BLUE FRONT SHIBAURAが目指すのは、都市と自然をつなぐこと、またベイエリアと東京都心部をつなぐこと、そして関係する事業者、団体それぞれがつながり、ともに取り組むこと。これによって大きな活動に発展させていき、東京の新たなライフスタイルを創出。地域の特徴である自然や文化財、観光資源を人々に価値あるものとしてお届けします」(松尾氏/以下同)