ウィリアム皇太子&キャサリン妃、公の場での振る舞いに変化? ガンから復帰後に深まった絆

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2025年06月13日 09:10  クランクイン!

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ウィリアム皇太子&キャサリン妃、ヨーロッパ戦勝記念日コンサートにて (C)Avalon/Zeta Image
 英王室の未来を担うウィリアム皇太子&キャサリン妃。昨年キャサリン妃は、1月に受けた腹部の手術の事後検査で、がんが発覚。皇太子一家にとって、試練の年となった。昨年9月に化学療法を終えたことを公表、今年1月に寛解状態となったことを明らかにし、最近では、妊娠中の女性や幼い子供の支援など自身が長年取り組んできた活動に加え、王室の公式行事や英軍のイベント等に出席するなど、積極的に公務に参加している。おのずと、ウィリアム皇太子との2ショットをキャッチされる機会も増えているが、そんな2人の公の場での振る舞いの変化に注目が集まっている。

【写真】密着するウィリアム皇太子&キャサリン妃 公務での親密な仕草も<フォトギャラリー>

■化学療法終了をプライベート感あふれる映像で公表

 昨年は治療に専念するため、公務を控えていたキャサリン妃。あまりに情報がないため、公表されているよりも深刻な病状なのでは?と心配する声も上がったが、9月、インスタグラムにてメッセージ動画を公開し、自らの声で化学療法を終えたこと公表した。前月にノーフォークにある夫妻の自宅近くで撮影されたという映像は、プライベート感満載のエモーショナルのものだった。

 王室には、公に愛情表現をしないというルールがあるとされるが、ここでは、これまで見せてこなかった愛情表現が驚くほどのバリエーションで登場。キャサリン妃の手を握る皇太子の姿がそこかしこに映るほか、皇太子の肩に頭をもたげるキャサリン妃の姿や、肩を組んで横たわり、クスクスと楽しそうに笑い合う2人の様子、さらには皇太子がキャサリン妃の頬にキスをする様子まで映し出された。

■公務でも変化

 2人の親密な様子は公務でもキャッチされており、ウェールズの祝日、聖デイヴィッドの日を控えた2月末、夫妻で南ウェールズのポンティプリッドを訪問した際には、帰りの駅で、手をつないで歩く姿をキャッチ。ウキウキした雰囲気が伝わってくる後ろ姿は、公式X(旧ツイッター)でもシェアされた。

 5月のヨーロッパ戦勝記念日コンサートでは、ウィリアム皇太子がキャサリン妃の背中に手を添え、そっとエスコート。それに応えるようにキャサリン妃が皇太子の背中に手を回す姿も捉えられた。コンサートの間、2人は寛(くつろ)いだ様子で笑い合っていたと伝えられる。背中や腰に手を添える、見つめ合って笑うといった一見大したことのない愛情表現も、以前はめったに見せなかったが、最近ではもはや定番。公務では毎回のように目撃されている。



■SNSでも積極的にアピール

 そして特筆すべきは、化学療法を終えた際のメッセージ映像や、ウェールズ訪問時のXへの投稿からも分かるように、夫妻がこうした愛情表現を積極的に打ち出しているところ。今年のバレンタインには、皇太子がキャサリン妃の頬にキスをする愛情たっぷりの写真を公開。2人が手を繋いでいるところも見逃せない。

 また、4月の結婚記念日には、スコットランドのマル島を訪問した際に撮影された、美しい景色を背景に、寄り添うように立つ夫妻のツーショットをシェア。セント・アンドリュース大学在学中に出会ったことで知られる夫妻にとって、スコットランドは思い出の地であり、ロマンチックな一枚に注目が集まった。

■変わりゆく王室を体現

 70年超の在位を誇ったエリザベス女王の逝去、父チャールズ国王の70代での即位、そして弟ヘンリー王子の離脱など、変化の時を迎えている英王室。キャサリン妃は2023年に行われた戴冠式でも、歴代プリンセスに引き継がれてきた伝統を破り、ティアラの代わりにヘッドピースを着用。ローブもぐっと軽いものに変え、アレクサンダー・マックイーンのアイボリーのドレスに、国旗カラーのローブを纏(まと)って式典に出席するなど、皇太子夫妻は変わりゆく王室を体現する存在となった。王室を取り巻く状況に加え、世界情勢も目まぐるしく変化するなか、2人はお互いへの愛情を惜しみなく表現することを武器に、激動の時代を乗り越えようとしているのかもしれない。

(文:寺井多恵)

引用:「プリンス&プリンセス・オブ・ウェールズ」インスタグラム(@princeandprincessofwales)

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