早くも猛暑 17日は関東甲信で体温並みの暑さ 熱中症「危険」レベルに

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2025年06月15日 16:35  日本気象協会

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日本気象協会

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明日16日(月)以降、関東甲信では真夏のような暑さが続き、17日(火)は最高気温35℃以上の猛暑日地点が急増。内陸では体温並みの暑さになる所も。暑さ指数(WBGT)は東京などで「危険」の日もあり、万全の熱中症対策を。

17日をピークに真夏並みの暖気

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明日16日(月)以降、関東甲信ではしばらく梅雨の晴れ間となるでしょう。日中は日差しで気温がグングン上がり、最高気温30℃以上の真夏日が月末にかけて続く可能性があります。

暑さをもたらす上空の暖かい空気の流れ込みは、17日(火)がピークとなるでしょう。17日(火)は上空1500メートル付近で24℃以上と、晴れれば地上の気温は40℃近くまで上がるような真夏並みの暖気が、関東周辺に流れ込む予想です。6月とは思えないような暑さが続くでしょう。

梅雨の晴れ間の猛暑

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最高気温は、16日(月)から22日(日)にかけて広く30℃以上の真夏日が続くでしょう。17日(火)は35℃以上の猛暑日地点が急増し、東京都心も今年初めての猛暑日になるかもしれません。熊谷や前橋、甲府は36℃と、体温並みの暑さになりそうです。

朝晩もこの時期としては気温が高く、最低気温は17日(火)は千葉で25℃、18日(水)は東京都心や横浜、熊谷などで25℃以上の予想。夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜になる可能性があります。

蒸し暑さに加えて、朝晩も気温が下がりにくいことで、熱中症にかかるリスクが高まります。まるで梅雨明けしたかのような暑さになるため、こまめな水分補給やエアコンの使用を心がけるなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

17日・18日の暑さ指数 東京などで「危険」

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暑さ指数(WBGT)は、湿度や日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 気温を取り入れた指標です。明日16日(月)以降、関東甲信では「厳重警戒」の日が多く、炎天下の外出はできるだけ避けて、室温の上昇に注意が必要なレベルになるでしょう。

17日(火)から18日(水)は、東京などで「危険」となっています。運動は特別な場合を除いて、原則中止。高齢者は、安静状態でも熱中症にかかる危険性が大きくなります。

tenki.jpの熱中症情報では、暑さ指数(WBGT)を公開しています。最新の気温予想とともに、こまめに確認してください。

熱中症の症状とは?

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熱中症には、様々な症状があります。

はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。

他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。

症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。

応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。

このニュースに関するつぶやき

  • フジテレビ『Mr.サンデー』で放送していたけれど、火曜日以降の東海、関東は梅雨明けしたようになります。先月は毎週末になると雨が降ったのが梅雨だったのかもしれません。
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