北関東にある「栃木県」は、日本の三大名瀑に数えられる「華厳の滝」や徳川家康を祭る「日光東照宮」といった、豊かな自然や歴史的な名所が多い県です。県の中央部には鬼怒川が流れ、上流部には「東京の奥座敷」と呼ばれる鬼怒川温泉があります。
そこで今回は「栃木県・地元民が本当に住みやすいと思う市町は?」というテーマについて考えてみましょう。栃木県にある14市11町のうち、地元民目線で「住みやすい」と思うのはどこですか? まずは、3つの自治体をピックアップして紹介します。
県のほぼ中央に位置する「宇都宮市」は、栃木県の県庁所在地です。二荒山神社の門前町として栄えた歴史があり、市名の「宇都宮」は、平安時代の藤原宗円が二荒山神社の社号である「宇都宮」を氏としたことに由来するといわれています。
2023年には街中の路面を走る「ライトライン」が開業し、交通利便性が向上しました。また、ご当地グルメの「宇都宮餃子」も魅力で、餃子の街としての町おこしも積極的に行われています。
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県の中南部にある「下野市」は、利便性と自然環境が共存する街です。都心から約85キロ圏内にあり、主要駅の小金井駅からは大宮・東京方面に乗り換えなしでアクセスできます。東京方面への始発電車が多く、座って利用しやすいことも、うれしいポイントですよね。
市名の「下野(しもつけ)」は旧国名であり、古代に「下野薬師寺」や「下野国分寺・国分尼寺」が建立されて栄えたことに由来するそうです。
宇都宮市と下野市に挟まれた「壬生町」は、江戸時代には日光街道の宿場町として栄えたエリアです。1960年代には玩具工場を誘致し、その後東武鉄道の「おもちゃのまち駅」も開業。1977年には「おもちゃのまち」が正式な町名となり、現在もおもちゃの生産地として知られています。
町内には「壬生町総合公園」や「東雲公園」といった自然豊かな公園が点在。また、人口あたりの医師数や看護師数が多く、医療環境が充実しているのも特徴です。
ここまで、3つの地域を紹介しました。栃木県の自治体の中で「本当に住みやすい」と思うのはどこですか?
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