LE SSERAFIM(C)SOURCE MUSIC
(P)&(C)SOURCE MUSIC 【モデルプレス=2025/06/15】5人組ガールズグループ・LE SSERAFIM(ルセラフィム)が6月12・14・15日、さいたまスーパーアリーナにて「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN JAPAN」を開催した。ここでは12日の公演の様子をレポートする。
【写真】LE SSERAFIM、抜群スタイル際立つ衣装姿
◆LE SSERAFIM登場にSSA熱狂・イメチェン報告も
鮮烈な真っ赤に染まったステージから、5人の姿が力強く現れる。「Born Fire」の音が会場に鳴り響いた瞬間、割れんばかりの歓声が沸き上がった。続けて「Ash」「HOT」「Come Over」とダンスナンバーが続き、5人が並んで花道を堂々とウォーキングし、センターステージでは揃ったダンスパフォーマンスで観客を魅了した。
その後、メンバーの姿がアップで映された神秘的なVCR映像が流れ、SAKURAの「EASY」の掛け声を合図にBGMが転調。ステージ裏をクールに歩くそれぞれの姿が映し出され、ステージ下から現れるとHUH YUNJINの「さいたま〜!」の掛け声に合わせ、ロック調の「EASY」が力強く奏でられた。ファンの心がひとつになり、サウンドとダンスが織りなすパワフルな瞬間に、会場を魅了した。
MCの時間が訪れると、リーダーのKIM CHAEWONが「久しぶりです。みなさん元気ですか?約2年ぶりのコンサートでみなさんの前に出てきました!」と流暢な日本語で挨拶。HONG EUNCHAEは「私たち会いたかった分叫べ〜」と愛嬌たっぷりに会場を煽り、場の雰囲気を一層盛り上げた。
MCでは、SAKURAが「私髪の毛染めました〜!」と赤ピンクカラーの新ヘアを見せ、さらにイメージチェンジしたとHUH YUNJINが名乗り出て、「今日分け目が違います!」とアピール。続けて、SAKURAが「今日のEUNCHAE何が違いますか?」と質問すると客席は戸惑った様子。HONG EUNCHAEは、頬を膨らませ「ありがとうございました」とステージを去る可愛らしい素振りを見せ、普段とは違う前髪を流したスタイリングを紹介した。続けて、KIM CHAEWONの普段と違う点は「ないです!」と笑顔で答え、KAZUHAは頬の下を指差し、書いたほくろをアピールしていた。
◆LE SSERAFIM、デビュー当時の楽曲も披露
「Swan Song」のパフォーマンスが始まると、KAZUHAのバレエパフォーマンスから始まるのが恒例だが、この日は背景に映し出された湖の葉の中で、彼女たちが優雅に歌い上げる姿に会場は静まり返り、観客の視線を釘付けにした。続いて「Sour Grapes」では、メンバーたちがステージを縦横無尽に歩き、ファンサービスの時間を楽しみながらも、パフォーマンス。「Star Sings」では、着席を呼びかけ、メンバーたちがアリーナへ登場。客降りでファンにグッと近づき、曲を終えるとSAKURAは「FEARNOTがちゃんとしてくれたおかげで安全にできました!」と感謝し、FEARNOT(ピオナ/ファンダム名)とLE SSERAFIMの関係性が伺えるひとときとなった。
「Blue Flame」では会場が一面青く染まり、掛け声のタイミングでは会場一体となって盛り上げた。その後、デビュー当時の楽曲「Impurities」や「The Great Mermaid」が披露されると、これまでにないパワーアップしたパフォーマンスに、会場全体が興奮の渦に巻き込まれた。
◆LE SSERAFIM、圧巻パフォーマンス&早口言葉に挑戦も
合間には、早口言葉をする場面も。今回のお題は「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた」。練習をしていたというタレコミのあった審査員のSAKURAは、見事なお手本を披露し、メンバーからは「練習どれだけしたんですか〜!」と声が上がった。KIM CHAEWONは「たたたたってどんな意味ですか〜!?」と言いつつ、チャレンジ成功。HUH YUNJINには、ローマ字読みで書かれたカンペが用意され、「Konotakegakeni〜」と英語のように読み上げ、笑いを誘いメンバーからは「1番面白かった〜!」との声が上がった。
「Fire in the Belly」のラテン調の曲でカーニバルのような華やかな雰囲気が広がり、次々と披露される「Smart」でもパワフルなパフォーマンスを披露。続く「Eve, Psyche & the Bluebeard's wife」では、ダークな雰囲気を纏ったパフォーマンスに、雷鳴のような音が響き渡り、会場のボルテージが一気に上昇した。続けて、「CRAZY」での圧巻のヴォーギングダンスに、さらに熱気が高まり、ツアーならではのダンスブレイクも披露されるなど、観客を魅了した。
本編ラストパートに突入すると、LE SSERAFIMの代表曲「FEARLESS」「UNFORGIVEN」「ANTIFRAGILE」が次々に披露され、会場のボルテージは最高潮に。圧巻のダンスパフォーマンスで会場の視線が集中し、ファンの熱気感じられる掛け声で会場が一体となった。
◆KAZUHA「人生で初めて行ったコンサートが星野源さん」喜び語る
アンコールでは、5人が登場すると会場から拍手が沸き、HUH YUNJINがデビュー前に書き下ろした楽曲「Crazier」、HUH YUNJINがプロデュースし、全員が作詞に担当した「FEARNOT」をしっとりと歌い上げ、ファンがスマートフォンのライトをつける演出もあり、会場を一段と輝かせた。
さらに、MCではHUH YUNJIN「いつもと違う終わり方にしたい!」と提案し、6月24日発売の日本4thシングル 「DIFFERENT」のタイトル曲をサプライズで世界最速披露。また、ライブ前にはLE SSERAFIMがNetflix作品「My Melody & Kuromi」(7月24日より世界独占配信)の主題歌として、星野源プロデュース楽曲「Kawaii(Prod. Gen Hoshino)」を歌うことが発表され、心境を問われたKAZUHAは「人生で初めて行ったコンサートが星野源さんだったんです!」と感激していた。
メンバーのコメントでは、韓国メンバーも日本語を交えつつFEARNOTに感謝。グループとしては最大規模となった今回の公演について、HONG EUNCHAEは「こんな大きな会場でステージができるようになった今までのこと、この過去も振り返る時間となりました」と感慨深げにコメント。KAZUHAは「もちろん会場の大きさが全てではありませんが、私たちを応援してくださっているたくさんの方々の数をこうやって実際に目の当たりにすると、この大きさの分だけ責任を持って行動しなければなと改めて思いました」と気を引き締めていた。
最後には、「Perfect Night」、「No-Return」で会場を盛り上げ、撮影OKタイムには再び客降りを実施。メンバーの掛け声を合図にジャンプする場面もあり、会場を大いに盛り上げた。
◆「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN JAPAN」
同ツアーは、2025年4月の韓国・仁川公演からスタートし、日本、台北・香港・マニラ・バンコク・シンガポール、そして北米地域を含む合計10以上の都市で開催。日本公演は、5月6日・7日に名古屋(ポートメッセなごや 第1展示館)、5月13・14日に大阪(大阪城ホール)、6月7・8日に北九州(西日本総合展示場 新館)、6月12・14・15日にさいたま(さいたまスーパーアリーナ)の全4都市9公演を行われた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】