藤井直樹&岡崎彪太郎、高校球児を演じるために日焼け覚悟 すでに黒光りの永井大が厳命「僕より黒くならないと」

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2025年06月16日 12:20  ORICON NEWS

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日焼け覚悟で役作りしたことを明かした(左から)岡崎彪太郎、藤井直樹(C)ORICON NewS inc.
 俳優の藤井直樹、岡崎彪太郎(※崎=たつさき)が16日、都内で行われた舞台『あの夏、君と出会えて〜幻の甲子園で見た景色〜』の取材会に参加した。

【集合カット】みんなで決めポーズ!笑顔で写真に応じた岡崎彪太郎&藤井直樹

 同作は、令和7年の現代から、太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップした青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描く。現代の大学生・森下令児を藤井、戦時中の高校球児・津田昭夫を岡崎が演じる。

 出演が決まった際を振り返ると藤井は「マネージャーさんから『これが決まりました』と最初に来て。本当に僕に来たものなのかなと、ちょっとびっくりしたのが最初の印象でした。台本読んだりして、少しずつ実感がわいてきたところです。けいこに関しては、まず僕は野球経験がない。一応、元エースの役なので気合を入れて野球練習の方から頑張っていきたいなと思っております」と決意を新たにした。

 岡崎は「決まってからお話を聞きまして。その時は髪がすごく長かったんですけど、切ることも決まっていて。それにすごく戸惑いというか…。野球もやったことないですし、どうしたらいいんだろうと思ったんですけど、実際に髪を切ってみてポスター撮影もさせてもらって、意外と雰囲気あるんじゃないかなと個人的に思っていて。テニスもやっていたんで、ノウハウが使える場面が出てきたらいいなと考えながら演じさせていただいたら」と話し、髪型の反響については「両親から『小中学校に戻ったみたいだね』と言われました。こういうきっかけがないとしない髪型なので楽しめると思います」とにこやかに語った。

 北海道日本ハムファイターズと阪神タイガースでユーティリティープレーヤーとして活躍した、元プロ野球選手の今成亮太が野球監修を務める。今は色白の2人だが、演出の木村弥寿彦氏は「これから毎日のように練習になるので。勝手に黒くなると思います」ときっぱり。藤井は「黒さが勲章になるように頑張ります!」と宣言し、岡崎も「日傘やめます!」と決意表明した。

 監督役の永井大は「時代的に『水を飲むな』といった世代。僕のイメージはスパルタの監督として向かい合いたい」とし、「僕が黒いから。僕より黒くならないと」と厳命。藤井は「日焼け止めなんて絶対に塗らないです(笑)」とし、岡崎も「ジュニアの活動もスパルタな部分がある。そこで鍛えられた部分もあると思う。覚悟してます!」と気合十分だった。

 この日は前島亜美、宮地真緒も参加した。

 8月23日から31日まで東京・サンシャイン劇場、9月6日から14日まで大阪・大阪松竹座ほかで上演される。

■ストーリー
元高校球児で大学4年生の森下令児(藤井)は、東京の野球名門校・江戸川実業のエースだったが、憧れていた甲子園はコロナ禍で中止となり、夢は途絶えていた。人生の大きな目標を見失い、就職にも思い悩んでいた令児は、同級生で恋人の菊地礼子(前島)と一緒に過ごしていた令和7年のある日、突然太平洋戦争真っただ中の昭和17年の東京へタイムスリップしてしまう。立ち尽くす令児が、転がってきた野球ボールを思わず剛速球で投げ返すと、その球を受け取ったのは当時の江戸川実業野球部主将の津田昭夫(岡崎)だった。その腕を見込んだ昭夫は令児の野球部入部を条件に、生活の面倒をみることに。監督・山本浩一(永井)の指導、野球部を応援する教員・高柳節子(宮地)の励ましのもと、彼らは共に練習を始めるが…。

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