「地上波メディア含めて、報道の仕方を考えなきゃいけない」
その意見自体は正しいかもしれないのだが……。
15日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)で“芸能ゴシップは必要か?”という議題の際、冒頭のように話したのは、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)。この議題において、中居正広氏の女性トラブルの話題になり、橋下氏はメディアの報道姿勢に苦言を呈したのだ。
「熱愛や不倫などあくまでプライベートな件を過剰に報じることなどについての議論であればわかりますが、中居さんの件はしかるべき組織が調査を行い、発表している話であり、“芸能ゴシップは必要か?”という議題で語る話でもないと思うのですが……。橋下さんは中居さんの件についてたびたびメディアで言及しています」(芸能関係者)
そんな橋下氏の主張のなかで、多くの視聴者が疑問に感じたのは、中居氏側が裁判に臨むか否かについての彼の発言だ。番組進行の黒木千晶アナウンサー(31)から「裁判されるんですか、今後。橋下さんはお詳しいと思うんですけど」と問われると、橋下氏は以下のように答えた。
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「僕は中居さんから直接聞いているわけじゃないし、中居さんの代理人から聞いてるわけじゃないですけど、関係者から聞いている限りだと、中居さんは女性を傷つけたくないから、裁判まではやらない」
“傷つけたくない”。
一見、相手を気遣ったゆえの思いかのように見えるが、ネットでは真逆の反応が多数見られた。
《裁判をしない理由が意味不明すぎる。》
《傷つけたからこんなことになってるのに何言ってんだコイツ》
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《橋下のポジションが全くわからないんだが なぜかよくわからない関係者の言い分を延々語ってるが》(すべて原文ママ)
橋下氏は同番組で中居氏問題における第三者委員会についても言及。
「第三者委員会が性暴力と認定したんだったら、“こういう証拠で”、“こういう証言で”、“中居さんはこう言ってるけども、いや違いますよ”ということを、ちゃんと認定するのが事実認定というやつで、判決なんかではそれをしっかりやるんです。今回の第三者委員会の報告書はそこ全部すっ飛ばしてますからね」(同番組での橋下氏の発言)
前出の芸能関係者はこの意見に一定の理解を示しつつも、
「第三者委員会が認定した《性暴力》に反論を重ねる中居さんに被害女性は不信感を募らせています。中居さんが最初に反論をした直後、『NEWSポストセブン』の直撃に女性は“私が聞いていた内容と違う”と困惑していました」(芸能関係者、以下同)
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また『週刊文春』でも、6月5日発売号及び同月4日配信の電子版に女性の肉声が掲載された。中居氏の“悪あがき”が女性を再び追い込んでいるとも言われているなか、
「中居さん側は“女性を傷つけたくないから裁判しない”と言っているなんて、理解に苦しみます。今回の橋下さんの発言は、擁護とは真逆の効果を生んでしまったかなと」
中居氏は一体何のために反論を繰り返しているのだろうか――。
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