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神奈川県横須賀市の上地克明市長(71)は16日、市道で車を運転中に反則切符を交付され、警察の調べで車検と自賠責保険が切れていたことが判明したと公表した。自身のX(ツイッター)の投稿で明かした。
捜査関係者によると、県警は道路運送車両法違反などの疑いで書類送検する方針。
投稿によると、上地氏は14日午前8時ごろ、同市船越1の市道で、一方通行の標識を見落として自家用車で進入。同日中に警察から連絡があり、車検と自賠責保険の有効期限が切れていたことが分かったとしている。
翌15日は横須賀市長選の告示日で、上地氏は3選を目指して出馬した。
上地氏は16日夕、毎日新聞の電話取材に「道路に間違えて入ってしまい、警察の取り締まりにあった。(自賠責保険切れは)車が妻名義なので知らない」と話していた。
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一方、Xの投稿では「重大な過失を重ね、弁解の余地もない。皆様からの信頼を著しく損なう行為であったと深くおわびする」と謝罪。「今後は警察による手続きに真摯(しんし)に協力し、いかなる処分も厳粛に受け止める所存だ」としている。【横見知佳】
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