バドミントン女子シングルスで昨年末の全日本総合選手権を制した宮崎友花(18=ACT SAIKYO)が、ジャパン・オープン(7月15〜20日)で初優勝を目指す。
17日、東京・帝国ホテルでジュニアスポーツ振興に貢献したアスリートに贈られる「米山稔賞」表彰式に出席。陸上女子やり投げで24年パリオリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(JAL)らとともに初受賞した。黒色のスーツ姿で参加し「素晴らしい賞をいただけてうれしい。金メダルを取られている選手なので、私もそういう選手になりたい」と喜んだ。
山口・柳井商工で全国高校総体(インターハイ)個人2連覇を達成し、この春からは社会人として競技に打ち込んでいる。5月に台北オープンを制し、世界ランキングも日本女子2番手の6位。昨年から筋力アップに取り組み、40キロ台だった体重は「7キロくらい増やした」と体格も厚みを増した。周囲から「顔つきが変わったと言われるようになった」といい「見た目も変わって、プレーも少しずつ変わってきているかな」とほほ笑んだ。
東京開催のジャパン・オープンは成長を示す舞台。昨年は1回戦敗退だったが、今年は自国のファンの前で躍動する姿を見せる。「まだ日本で開催される大会で良い結果を残したことがない。今年のジャパン・オープンは優勝が目標。日本の大会で優勝したいです」と力を込めた。
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