去就に注目が集まるウォーカー [写真]=Getty Images マンチェスター・シティからミランへレンタル加入中のイングランド代表DFカイル・ウォーカーに、エヴァートン移籍の可能性が浮上しているようだ。16日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
2017年夏にトッテナムから加入し、長らく右サイドバック(SB)の主軸としてマンチェスター・シティを支えてきたウォーカー。ここまで公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストという成績を残し、合計17個のタイトル獲得に貢献しているが、今シーズンはパフォーマンスが安定せずに次第に序列も低下。1月に買い取りオプション付きのレンタルでミランへ移籍した。
レンタル期間満了が迫る中、ミランが買い取りオプションを行使する可能性は低く、マンチェスター・シティも来シーズンの構想には含んでいない模様。今夏に新天地を探すことが濃厚とされている。
『ガーディアン』が報じたところによると、エヴァートンが新天地の有力候補に浮上しているとのこと。今年1月に12年ぶりの復帰を果たしたデイヴィッド・モイーズ監督は右サイドバック(SB)の補強を希望しており、ウォーカーはフルアム所属のオランダ人DFケニー・テテ、ウェストハム所属のチェコ代表DFヴラディミール・ツォウファル、サウサンプトン所属のイングランド人DFカイル・ウォーカー・ピータースら、今夏に契約満了を迎える選手たちとともにリストアップされているようだ。
なお、ウォーカーに対してはフェネルバフチェとガラタサライも関心を寄せている模様。しかし、ガラタサライはバイエルン所属のフランス人DFサシャ・ボエを右SB補強のメインターゲットとしており、フェネルバフチェも実際にオファーを提示するかは現時点で不透明だという。