アルビレックス新潟レディースは17日、GK平尾知佳のグラナダ移籍を発表 [写真]=Getty Images アルビレックス新潟レディースは17日、GK平尾知佳がグラナダ(スペイン1部)へと完全移籍することを発表した。
1996年12月31日生まれの平尾は現在28歳。2015年にJFAアカデミー福島から三菱重工浦和レッズレディースに入団しプロキャリアを始めると、2018年にアルビレックス新潟レディースに加入。2024−25シーズンは公式戦31試合に出場するなど、守護神として活躍した。また、なでしこジャパンでも通算11キャップを保持しており、2023年のFIFAワールドカップやパリオリンピックのメンバーにも選出されていた。
平尾が加入するグラナダは、スペイン南部アンダルシア州に本拠を構えるクラブ。今シーズンはリーガF(プリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ)で5位と好成績を収めている。
自身初の海外挑戦を決断した平尾は、アルビレックス新潟レディース退団に際して、コメントを残している。
「みなさん。こんにちは。平尾知佳です。この度2024−25シーズンをもって退団することになりました。8年間新潟で過ごして、たくさんのことを経験し、成長させてくれたクラブには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。新潟でいろんな方と出会い大好きな人たちが増えました。その方達と離れチャレンジすることは不安です。ですがサッカー選手として、新潟で培った経験を活かし世界で通用する選手になりたいと思いこの決断をしました」
「この決断を認めてくれ応援してくれたクラブには本当に感謝しかありません。ファン、サポーターの皆さんに直接挨拶できないこと、とても申し訳ないです。ですがこの8年間苦しい時も踏ん張れそうにない時も背中を押し続けてくれたからこそ今の私がいます。新潟のエンブレムを背負ってみなさんと戦えた日々が幸せすぎました。感謝してもしきれませんが、こんな選手が新潟にいたんだよって誇りに思ってもらえるように世界で暴れてきます」
「そしてアルビレックス新潟レディースをサポートしていただいてる全ての方に感謝します。今までありがとうございました。いってきます! いつまでも アイシテルニイガタ」