鬼滅の刃×ダイドー、約5年ぶりの待望コラボ! - 「鬼滅の刃」デザインパッケージ全32種類が登場

ダイドードリンコは、2025年春夏の新商品として、アニメ「鬼滅の刃」とコラボした「ダイドー 鬼滅の刃アイスラテ」「ダイドー 鬼滅の刃みかん水無糖」を6月30日より期間限定で発売する。発売に先駆け、6月17日に都内で行われたメディア発表会の様子をレポートしよう。


○約5年ぶりの待望コラボ、注目のポイントは?



今回、ダイドードリンコとアニメ『鬼滅の刃』がコラボし、「ダイドー 鬼滅の刃アイスラテアイスラテ」「ダイドー 鬼滅の刃みかん水無糖」の2商品、合計全32種類のオリジナルデザインパッケージが登場する。


2020年10月、「ダイドーブレンド ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」の45周年を記念し、アニメ「鬼滅の刃」と「ダイドーブレンド」シリーズがコラボした通称“鬼滅缶”を発売した。「従来の缶コーヒーユーザーは40代男性がメインのところ、”鬼滅缶”は10代・20代の若年層や、女性、お子様まで、普段缶コーヒーを手に取らない方、ダイドーの自動販売機を使用されない方にも認知していただきました。また缶コーヒー市場の活性化にもつながりました」とダイドードリンコ 代表取締役社長 中島孝徳氏は当時を振り返る。発売約3週間で累計販売本数5,000万本を突破するなど、その売れ行きも大きな話題になった。



約5年ぶりとなる今回のコラボでは、ダイドードリンコが目指す価値「こころとからだに、おいしいものを。」を提供する想いと、7月18日公開の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』をとも盛り上げたいということから実現した。



既存ブランドではなく、コラボ専用商品として「アイスラテ」「みかん水」をオリジナルで開発。同社マーケティング部部長 坂本大介氏は、「『鬼滅の刃』の世界観を全面に伝えたい、という思いから、パッケージを全面に押し出したデザインにしました。味わいにはダイドードリンコのこだわりを詰め込んで、リピーターや他の商品につなげる流れを作りたい」と熱弁するように、前回をパワーアップしたコラボになりそうだ。


「ダイドー 鬼滅の刃アイスラテ」は、コーヒーのコクを引き立たせながら、ミルクのコクも楽しめる甘さを抑えたすっきりとした、夏でもごくごく飲める味わい。コアターゲット層は20〜30代男女を中心に、幅広い『鬼滅の刃』ファンをターゲットにしている。



自販機向けデザイン全12種類は、各キャラクターの持つ「戦いへの思い」を伝えるデザインで、各キャラクターの立ち絵と場面写を使用。どのキャラが出てくるかわからないワクワク缶も楽しめる。自販機向け以外の店頭などでの販売のデザインは、作中の「これまでの戦いと成長の奇跡」をとらえた8種類のデザイン。

今回「アイスラテ」の開発を担当したマーケティング部 商品開発グループ・中尾一貴氏は、前回のコラボ時はいちユーザーの学生だったという「缶の正面からだけでなく、手で回すと全体がわかるデザインです。細かいところまでこだわっているので、このシーンはこうだった、このキャラはこうだな、と考察しながら映画に向けて楽しんでいただければと思います」と『鬼滅の刃』ファンの視点も持ちながら熱く語った。


「ダイドー 鬼滅の刃みかん水無糖」は、和を感じるミカンがほんのり香る無糖フレーバーウォーター。こちらはコーヒーを飲まないユーザーがターゲットだ。



自販機向けデザインは各キャラクターの人間らしさも伝わる豊かな表情を散りばめ、魅力を詰め込んだデザイン。自販機向け以外のパッケージでは、各正面キャラクター達の、掛け合い・つながり・絆による心情変化等の物語・名シーンを、裏面場面写の組み合わせで表現したデザインに仕上げている。


「劇場版作品は『無限列車編』以来ということで、さらなる盛り上がりが期待されています。今回『鬼滅の刃』ファンの心をくすぐる商品を開発したので、ダイドードリンコの商品とともに盛り上がるきっかけになればと思います。」と坂本氏は締めくくった。


また、6月30日よりコラボキャンペーン「飲んで！その場で当たる! DyDo×『鬼滅の刃』キャンペーン 想いをつなぐ! あのシーンを振り返ろう!」もスタートする。ダイドードリンコのコーヒー・水の全商品を対象として、オリジナル賞品や、QRを読み込むと必ず見ることができる「デジタル絆御御籤(おみくじ)」コンテンツを提供する。


キャンペーンでは、ポイントを集めることで「本物の鍛冶職人が作る「鬼滅の刃」風鈴」や、月替わりで「おそろいTシャツ＆サコッシュ」「柱集結 ビッグタオル」「日めくり想い出カレンダー」、月ごとにデザインが変わる「鬼滅の刃」コラボマグカップが登場する。



※「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記となります。



(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable（MN ホビー編集部）