【ジャンプ】雪印メグミルクが練習公開 2大会連続五輪を目指す佐藤幸椰主将「虎視眈々と」

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2025年06月17日 18:39  日刊スポーツ

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トレーニングする佐藤幸(撮影・保坂果那)

ノルディックスキー・ジャンプの雪印メグミルクが17日、札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)で練習を公開した。22年北京五輪代表でチームの主将を務める佐藤幸椰(29)は陸上トレーニングで調整した。今季まだジャンプ練習を開始していないが「長いシーズンなので、焦っても仕方がないので。体のメンテナンスの方に力を入れて、結果を出せる体づくりから順調にできている」と、26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンを戦い抜く土台を整えている。


2大会連続五輪へ、夏から勝負が始まる。今季公式戦初戦は7月27日サンピラー国体記念(名寄市ピヤシリシャンツェ)を予定しており、五輪代表争いに絡む8月のサマーグランプリ(GP)の遠征メンバーにも入る見込みだ。「1試合1試合大事に、一喜一憂しないで、虎視眈々(たんたん)とオリンピックっていう目標に向けてこなしていきたい」と意気込む。


2日後の19日に30歳の誕生日を迎える。「ショックです」と苦笑いを浮かべる。ただ、身近な存在を思い起こす。原田雅彦アドバイザー(57)も岡部孝信総監督(54)も伊東大貴監督(39)も、30代でも世界の第一線で戦っていた。「そういうスターがいるチーム。その一員に加われるように。まだまだ頑張りたい」と気合を入れていた。【保坂果那】

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