「前走からシルエットが一変」 府中牝馬Sで巻き返し期待の重賞ウイナー
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2025年06月17日 20:45 netkeiba

ラヴェル(6月12日撮影、(c)netkeiba.com 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が16日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。22日(日)に東京競馬場で行われる府中牝馬ステークス(3歳上牝・GIII・芝1800m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏はラヴェル(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)について、「前走からシルエットが一変している」と真っ先にピックアップした。「今春は1週前の立ち写真ではかなりふっくらとした姿を見せ、少しうつむき加減な姿勢で立っていた」と述べたうえで、「今回は全体的にかなり絞り込まれた印象で腹回りはかなり締まっているし、皮膚も薄くなった分、筋肉の輪郭や血管が浮かび上がっている」と解説。自己ベストを大きく上回る時計を記録した1週前追い切りの内容から、「明らかに調整方法を変えていますし、それに応じて馬体も変化している」と評価した。
続けて、「イメージとしては昨秋に本格化してきた筋肉の強さはそのままに、ボディーのフォルムが東京で好走していた若駒時代に近づいた感じ」と発言。「これが吉と出るか凶と出るかはわかりませんが……」と前置きしつつも、「9→11→12着と苦戦が続いている近況から変貌しているわけですから、当然、馬券を買う理由になる」とまとめた。
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