日本ラグビー協会は17日、リーグワンと国際協力機構(JICA)と「ラグビーを通じた国際協力と共生社会の実現に向けた3者連携協定」を締結したと発表した。
都内で調印式を行い、同協会の岩渕健輔専務理事は「3者協定は心強い。日本協会とJICAで進めてきたことを、リーグワンが入ることでより広く活動できる。アジア、世界だけでなく、国内でもいろんな取り組みができれば」と歓迎した。
同協会は11年から国際協力事業を開始し、アジアでのラグビー発展に取り組んできた。13年からはJICAと連携協定「JICA−JRFU スクラムプロジェクト」を締結。途上国11カ国に93人の指導者を派遣してきた。
今回は、リーグワンも加えた連携協定を新たに締結。これまでの活動に加え、新たに国内の共生社会の実現に向けた事業にも取り組む見込み。具体的な活動内容は、今後明らかにする。
JICAの小林広幸理事は「3者の強みを持ち寄って、さらに価値の高い国際協力を国内外でできれば」と意欲を見せた。リーグワンの東海林一専務理事は「今までもリーグワンの選手で、JICAを通じて海外で活動した方がいる。今回の取り組みは、今までの努力、貢献をさらに広げていく素晴らしい機会」と喜んだ。
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協定の期間は30年3月31日まで。
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