リヴァプール、20日にヴィルツのメディカルチェックを実施へ…クラブ最高額の“ビッグディール”成立が間近

　リヴァプールへの移籍が決定的となっているドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ（レヴァークーゼン）が、20日にメディカルチェックを行うようだ。16日、イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。

　現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にブンデスリーガ史上3番目の若さでプロデビューを飾った。2021年3月には前十字じん帯断裂の大ケガを負ったものの、復帰後も前線の主軸として攻撃陣を牽引。ここまで公式戦通算197試合出場57ゴール65アシストをマークしており、史上初のリーグ無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献してきた。

　数々のビッグクラブから関心を集める“注目株”へと成長したヴィルツ。レヴァークーゼンとの現行契約は2027年6月30日となっているものの、今月13日には複数のイギリスメディアがリヴァプールへの加入が決定的になったと一斉に報道。移籍金はボーナスを含めると最大1億1600万ポンド（約227億円）にのぼるとされ、2030年6月30日までの5年契約を締結すると見込まれている。

　そんななか『The Athletic』は、ヴィルツがリヴァプールへの加入に向け、20日にメディカルチェックを行うと主張。クラブ史上最高額であり、ボーナスが発生すればイギリス史上最高額となる移籍が目前に迫っていると報じた。