7人組ダンスボーカルグループ「GENIC」の18日配信の新曲「あきらめられないのさ」のMVに、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス辰己涼介外野手(28)が出演することが17日、分かった。
“8人目のメンバー”との共演が初めて実現した。辰己はGENICのファンを公言しており、23年から「Flavor」「I'll Be There」「Maison Genic」と3年連続でGENICの楽曲を登場曲に使用。オフには8人で対談を行うなど親交を深め、GENICから辰己に出演オファーをしたことで出演が決まった。
同曲は小池竜暉(24)と増子敦貴(25)が作詞に携わり、増子は「あきらめたくない! という気持ち以外にあきらめられない理由が必ずそこにあって、何度転んでも、壁にぶつかっても、泥まみれになりながらも立ち上がり続ける。結果が出るか分からないけど、現実なんて置いてとりあえず一生懸命頑張る。それこそが青春だと思って書きました」と思いを込めた。小池も「何かを頑張る皆さんの『まだあきらめられないんだ』というひた向きな執念を鼓舞できるよう、熱く作詞しました」と語った。
MVはプロ野球選手を夢見る少年が仲間とともに成長するドラマ仕立てのストーリーとなり、小池が捕手、辰己が投手を演じ、2人でキャッチボールをする姿が描かれた。小池は「辰己選手と一緒に作品を作り上げることができ、本当に幸せな時間でした」と喜びつつ「演技もお上手すぎてびっくりしました」と絶賛した。
辰己の迫真の演技に撮影スタッフも驚いていたといい、辰己は「まさに僕自身の野球人生を描いたストーリーで、少年時代、高校時代を思い出しながら初演技に挑戦できてよかった」とうなずいた。オフからたびたび語っていた投手への夢が実現する形となり、「次は8人目のGENICのメンバーとして歌いたいと思います」とさらなる夢を語った。
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