バドミントン女子シングルスの宮崎友花(18=ACT SAIKYO)が、ジャパン・オープン(7月15〜20日、東京体育館)での初優勝を誓った。
17日、東京・帝国ホテルでジュニアスポーツ振興に貢献したアスリートに贈られる「米山稔賞」表彰式にスーツ姿で出席。昨年末の全日本総合選手権を初制覇した28年ロサンゼルス五輪の星は「日本での国際大会で結果を残せていない。初優勝を目指す」と自国舞台へ意気込んだ。
世界ランキングで山口茜(3位)に次ぎ、日本勢2番手の6位につけるホープ。社会人1年目の今季は筋力アップに励んできた。体重が増えにくい体質で「(足が)つりやすい」との課題を克服すべく「食トレ」に注力。「パンが好きなので休み時間にパンをくわえたりして」と、空き時間にチョコチップメロンパンを食べたり、プロテインを飲んだりと工夫してきた。
高3時に40キロ台だった体重も約7キロ増え、5月には台北オープンで優勝。「周りの人から『顔つきが変わったね』と言われるようになった。スマッシュの力強さも良くなっているのかな」と手応えを感じる面もあるという。
昨年のジャパン・オープンは初戦敗退だっただけに「日本の大会で優勝したい」と抱負。自国で1年前からの成長を示す。【藤塚大輔】
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