汚れが目立っていた“ニシキゴイ水槽”→思い切ってDIYしたら…… まさかの変貌に「めっちゃいい!」「よく思いつくなあ」

0

2025年06月18日 08:15  ねとらぼ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ねとらぼ

汚れが目立っていた“ニシキゴイ水槽”→思い切ってDIYしたら……

 汚れの目立っていたニシキゴイ水槽をDIYですてきに変身させた結果がYouTubeに投稿されました。動画は前後編に分けて公開され、合計再生数は記事執筆時点で4万7000回を超えています。


【画像】DIY後


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Aquarium Ousuke」のOusukeさん。2つのコンテナに水を張ってコイを飼っており、毎日大量の水をくみ取ってカルキ抜きをした後、それぞれのコンテナへ注いでいるそうです。


 これまでも簡易的なろ過装置を使っていましたが、そろそろしっかりした物を使おうと考えていたとのこと。そんなときに工具箱や化粧箱、雨どいなどさまざまなものを加工して水生生物の飼育に活用している動画をYouTubeで目にしました。


 創意工夫して活用する姿に「アクアリストは貪欲だね」と感銘を受けたOusukeさん。先人へのオマージュを込め、自身は雨どいを使ったろ過装置を作ることにしました。


 ホームセンターで購入した部品をジョイントでつなぎ合わせて雨どいをコの字形に組み、コンテナの縁にセット。ポンプで吸い上げられた水は、雨どいを通って最後はコンテナへと戻っていきます。


 ポンプはネットショップで買ったものを使用。屋外で使うため安全を考慮し、電源は筒状のカバーで保護しました。ポンプの力はなかなかのもので、コンテナ内部の水をどんどん吸い上げてくれます。


 雨どいの側面に穴を開け、吸い上げるためのパイプを挿入。排水側は調整した末に、パイプではなく先端につなげたジョイントそのものを排出口として使うことにしました。


 後編では、この“雨どいろ過器”に複数のろ過材を置いてフタを制作します。まずは中で泳いでいるコイたちのお引っ越し。網ですくい取り、隣のコンテナへ全て移しました。


 コンテナ内部を掃除したら、雨どいろ過器の最終調整。部品を追加してコンテナをぐるりと一周する形にしました。調整している間にOusukeさんは「DIYってやっぱめちゃくちゃ面白いすよね」と、あれこれ考えて形にしていく作業の楽しさを語っています。


 そんなDIYが大好きなOusukeさんお手製のろ過器で使うのは5種類のろ過材。どこでも買える「綿」と形が良いという「100均のブラシ」、普段から使っている「通常のろ過材」、ネットショップで買った「激安品」、そして「強敵と書いて友と読む 三位一体フィルター」です。……おや?


 5番目の「強敵と書いて友と読む 三位一体フィルター」は、その名の通りペット用品メーカー3社が製造している交換ろ過材を組み合わせたもの。「まさかこの3社が肩を並べる日が来るとは」「メーカーもびっくりでしょうこんな使い方」と並べた張本人も驚いています。なお、当初は6番目のろ過材も使う予定でしたが構成を変更。6番目(仮)を撤去した分、激安品の量を増やすことにしました。


 水とコイをコンテナに入れたら、いよいよ装置起動! ……させたものの、吸い上げ口付近から無視できないレベルで大量に水が漏れ出ているのを発見。ろ過材を置いた分、ろ過器全体で受けられる水の量が減ってしまったようです。


 ポンプを変えたりパイプを追加したりしましたが問題は解決せず。そこで今度はカットした波板を壁面に追加して壁を高くすることにします。Ousukeさんは「力技」としていますが、この作戦が功を奏し、全体的に底が深くなったことで水漏れを改善できました。


 問題が解決したところで、次はフタを作っていきます。毎日外してメンテナンスすることを考え、取り外しが可能で丈夫な物を目指します。使うのは黒い樹脂製の板。中央を四角くくり抜いて青いネットを貼り付けたので、フタをしてもコイたちの様子が真上からよく観察できます。


 これをコンテナに被せれば、フタ付きの雨どいろ過器がついに完成! もう1つのコンテナにも新しいろ過器を設けるべく今からいろいろと考えているそうです。


 Ousukeさんが完成させた雨どいろ過器に、コメント欄では「めっちゃいい!」「おもろい発想っすね」「和風な感じがしていいと思います」「予想以上でした」「お水きれいになりましたね」「よく思いつくなあと感心しっぱなしです」「問題見つかってもしっかり解決していくのすごい」といった感想が寄せられています。


 Ousukeさんは、ニシキゴイを屋外で飼うため大型のタライとトロ舟で水槽を作るなど、さまざまなDIYの様子をYouTubeチャンネル「Aquarium Ousuke」で公開中です。


動画提供:YouTubeチャンネル「Aquarium Ousuke」




    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定