ケイト・ブランシェット×マイケル・ファスベンダー共演『ブラックバッグ』公開決定 スティーヴン・ソダーバーグ監督最新作

0

2025年06月18日 11:10  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『ブラックバッグ』メイン写真 (C)2025 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.
 ケイト・ブランシェットとマイケル・ファスベンダーが共演するスティーヴン・ソダーバーグ監督最新作『BLACK BAG(原題)』が、邦題を『ブラックバッグ』として9月26日より公開されることが決定した。

【写真】セレブ女優らの美しきドレス姿ベスト4! カンヌ映画祭の閉会式を彩る

 本作は、エリート諜報員vs二重スパイの巧妙に練られた頭脳戦を、ヒリつく緊迫感にエレガントな色香を漂わせながら描くミステリーサスペンス。

 英国の国家サイバーセキュリティセンター〈NCSC〉のエリート諜報員ジョージ(マイケル・ファスベンダー)に課せられた機密任務<ブラックバッグ>は、世界を揺るがす不正プログラム<セヴェルス>を盗み出した組織内部の裏切り者を見つけ出すこと。容疑者は諜報員のフレディ(トム・バーク)、ジミー(レゲ=ジャン・ペイジ)、情報分析官のクラリサ(マリサ・アベラ)、局内カウンセラーのゾーイ(ナオミ・ハリス)、そして、ジョージの愛妻で凄腕諜報員のキャスリン(ケイト・ブランシェット)の計5名。

 任務のタイムリミットは1週間。ある夜、ジョージは裏切者の動向をあぶり出すべく、容疑者全員をディナーに招待する。食事に仕込まれた薬とアルコールの作用で、容疑者たちの意外な関係性がつまびらかにされるなか、ジョージは彼らに“あるゲーム”を仕掛ける―。複雑に仕組まれた嘘と妻への疑心に揺れる、究極の試練に直面したジョージの真意とは?

 監督は、『オーシャンズ』シリーズほか数々のヒット作を手掛け、アカデミー賞(R)監督賞受賞の実績を誇るスティーヴン・ソダーバーグ。初長編監督作『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)でカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得して以来、ジャンルを問わず40本以上の作品を精力的に撮り続け、近年は一時的にテレビ界を中心に活動していたが、ソダーバーグ節が効きまくった最新作『ブラックバッグ』を引っ提げて映画界に再び降臨。世界中の映画ファンを熱狂させている。

 脚本を手掛けたのは、『ミッション:インポッシブル』(1996)、『スパイダーマン』(2002)、『天使と悪魔』(2009)など多くのブロックバスター作品を送り出してきたデヴィッド・コープ。『KIMI サイバー・トラップ』(2021/配信)、『プレゼンス 存在』(2024)に続き、ソダーバーグとは3度目のタッグとなる。

 極秘任務<ブラックバッグ>を課せられたエリート諜報員ジョージを演じるのは、『SHAME -シェイム-』(2011)でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、『それでも夜は明ける』(2013)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた実力派俳優マイケル・ファスベンダー。疑いをかけられた妻を前に一切の動揺を見せず、任務遂行に徹するポーカーフェイスのジョージを巧みに演じる。

 二重スパイの容疑者の一人で、ジョージの妻であり、夫と同じ組織に所属する諜報員キャスリン役は、オスカー2回の受賞と8回のノミネートを誇る名優ケイト・ブランシェット。魅惑的かつミステリアスなキャサリンにふんし圧倒的存在感を放つ。

 そのほか、裏切りの容疑をかけられた4名の登場人物を演じるのは、『マッドマックス:フュリオサ』(2024)のトム・バーク、『Back to Black エイミーのすべて』(2024)のマリサ・アベラ、『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』(2023)のレゲ=ジャン・ペイジ、「007」シリーズのナオミ・ハリス。

 裏切りの容疑者は5名。うち1名は凄腕諜報員で知られる愛する妻――極秘任務と私情の狭間に仕掛けられた、ウソと罠の応酬を制するのは一体誰か?

 映画『ブラックバッグ』は、9月26日より全国公開。
    ニュース設定