5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回取り上げるのは、2020年8月にTikTokに投稿された“アーティストの7歳から11歳までの画力の成長を追った動画”です。
投稿者は、ニュージーランド在住の16歳の少女「イザベラ・ブラジニコワ」(@isabellaclever)さん。アーティストだった母親から手ほどきを受けた彼女は、2歳のころから主に動物の絵を描きはじめ、10歳になるとプロ仕様の色鉛筆を使い写実的な画風を確立しました。現在は若きアーティストとして注目され、ニュージーランド・パステルアーティスト協会の最年少会員にも選出されています。
今回紹介する「ライオンの絵の進歩」と題された動画で最初に登場するのは、7歳で描いたライオン。7歳の子どもの絵としてはとても上手で、特に口周りなどがよく描けている印象です。ここからどうステップアップしたのでしょうか。
8歳で描いたライオンはカラーになりましたが、7歳の作品の延長線上と感じられます。ところが、9歳で描いた咆哮するライオンはリアルな迫力がグッとアップ。さらに、10歳で描いた全身像は写実度が劇的に向上しています。
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そして11歳で描いたライオンは、写真と区別がつかないクオリティー。ビー玉のようなきれいな瞳には、まるで生命が宿っているかのようです。一本一本丁寧に描かれた毛並みもゴージャスで迫力満点。11歳でこのレベルとは……恐ろしいですね!
コメント欄には「えーっと、どういうこと?」「信じられない笑」「いやいやいや、ウソでしょ」「うわぁ、すごい!」「驚異の進化!」「すごく才能があるね」「君のアートはどの歳でも本当にすばらしいよ」「これが天才か」「本物のように見えます」といった反応が寄せられました。
なお、イザベラさんが写実的な絵を描くようになった当初、学校などで自分が描いたものだと信じてもらえず、それをきっかけに制作過程の動画をSNSで公開するようになったそうです。これからの活躍も楽しみですね!
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