PLAVEが日本デビューシングル「かくれんぼ」発売記念ショーケースを開催(C)VLAST 韓国発のK-POPバーチャルアイドルグループ・PLAVEが、16日に日本デビューシングル「かくれんぼ」を配信リリースし、翌17日に東京・豊洲PITにて『PLAVE 日本デビュー&JP 1ST SINGLE「かくれんぼ」発売記念ショーケース』を開催した。
【ライブ写真多数】ステージショットやトレンディエンジェルとの楽しげな写真も PLAVEは、YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)からなる5人組バーチャルグループ。2023年3月に韓国でデビューし、自ら作詞・作曲・振り付けも手がけるセルフプロデュース型アーティストとして注目を集めてきた。2月にリリースした3rdミニアルバム『Caligo Pt.1』は、オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得。日本デビュー前から高い人気を誇っていた。
この日のショーケースは、抽選で招待された約2000人のファン(PLLI)を前に開催。爆発音とともに、異世界「アステルム」と地球をつなぐゲート「ポータル」から登場した5人は、日本語バージョンの「Chroma Drift」でパフォーマンスをスタート。日本で生まれたシティポップのエッセンスを取り入れたサウンドで、会場を盛り上げた。力強く生々しい歌声、5人それぞれの個性が光るダンスで魅了した。
MCにはお笑いコンビのトレンディエンジェル(たかし、斎藤司)が登場し、トークパートを進行。リーダーのYEJUNが「日本でショーケースを開けるなんて夢のよう」と語ると、会場からは温かい拍手が送られた。
PLAVEのメンバーたちは「カエルム」と「テラ(地球)」の間に存在する「アステルム」という空間から来た存在。ショーケースでは、その設定を生かしたユニークなやりとりも展開された。斎藤が「ポータルはいつでも使えるんですか?」と質問すると、NOAHは“ファンの愛を取りに行く”という設定で、異世界アステルムへ向かう演出を披露した。また、YEJUNは頬を膨らませて水滴を出し、EUNHOは手や目から炎を放つなど、それぞれの“特殊能力”を披露。観客の笑いや驚きの声が上がった。
続くパフォーマンスでは、「RIZZ」の日本語バージョンを披露。ブラックスーツ姿で登場したメンバーたちは、ヒップホップ調のビートに乗せてスタイリッシュなダンスを繰り広げ、先ほどのコミカルな場面とのギャップで観客を魅了した。
さらに、メンバーたちは日本活動開始を祝して、それぞれお気に入りのJ-POPを披露。YEJUNは藤井 風「きらり」、BAMBYはtuki.「晩餐歌」、HAMINはVaundy「不可幸力」を歌唱し、EUNHOとNOAHはそれぞれPLAVEの楽曲「Wait for you」「The 6th Summer」の一節を歌い上げた。
イベント後半では、公式キャラクター「ムメミム(MMMM)」も紹介され、ファンとの記念撮影やジャンケン大会が行われるなど、交流のひとときも設けられた。終盤、メンバーはそれぞれ日本デビューの喜びと感謝の気持ちをコメントした。
「PLAVEをこんなにも温かく迎えてくださって、心から感謝しています」(YEJUN)
「今日は一生忘れられない日になりそうです。またお会いしましょう!」(NOAH)
「これからも僕たちと一緒にたくさんの思い出を作っていきましょう! 約束だよ!」(BAMBY)
「日本でステージができて、本当に楽しかったです」(EUNHO)
「みなさんのそばで元気や勇気を届けられるPLAVEでいられるようにがんばります!」(HAMIN)
ラストは日本デビュー曲「かくれんぼ」のライブ初披露で締めくくり。楽曲は、BTS「Lights」「Stay Gold」などを手がけたプロデューサーUTAと、JUNによるコラボ作品で、人懐こいメロディと“かくれんぼ”にちなんだ詩的な歌詞が特徴のミディアムナンバーとなっている。
PLAVEは今後、8月15日から17日にかけてソウル・KSPO DOMEで3日間にわたる公演を皮切りに、台北、香港、ジャカルタ、バンコク、東京の6都市を巡るアジアツアーを開催予定。ソウル公演のチケットはすでに全日程ソールドアウトとなっており、日本を含むグローバルでの注目度の高さをうかがわせている。
なお、「かくれんぼ」は現在デジタル配信中で、CDは7月9日に発売される。初回限定盤、通常盤、メンバーソロジャケット盤の全7形態で展開される。