初期の肺がんであることを公表していたNHK稲葉延雄会長が18日、治療のため、都内の同局で行われた定例会見を欠席した。
稲葉会長は5月の会見時に、初期の肺がんであることを明かし、治療と平行しながら職務を続ける意向を示していた。4月の人間ドックで発覚したといい、抗がん剤治療などを行うと語っていた。
秘書室の担当者は会見でこの日の欠席について「おわび申し上げます」と謝罪。会長は肺がんの投薬治療のため入院中だといい、詳細はプライバシーの観点から「控えさせていただく」とした。業務についてはリモートワークで行っているといい「電話などで絶えず連絡をとっておりますので、支障は起きておりません」とした。
稲葉会長は先月の会見時に、初期のがんであることから「過剰な心配はなく」と語り「抗がん剤治療を行いますので、少し見た目は変わるかなと思っております」などと話していた。今後は経過をみながら手術の必要性などを検討していく予定で、不在時は副会長らが代わりに対応などを行う。
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