画像提供:マイナビニュース日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は6月17日、2025年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査の結果を発表した。調査は2025年4月2日〜4月14日、21,804人を対象にインターネットで行われた。
○各業種の1位企業・ブランドは?
2025年度の第1回調査として、今回、7業種(自動車販売店、飲食、カフェ、エンタテインメント、携帯電話、証券、MVNO)の顧客満足度が発表された。本調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」等を数値化・可視化し、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的としている。
顧客満足度並びに関連指標の計9指標のうち、特に経営目標に活用しやすい「顧客満足」「推奨意向(おすすめ度)」「感動指標」の3指標の結果は以下の通りとなった。
自動車販売店では「レクサス店」が、顧客満足、推奨意向、感動指標のすべてで1位となり、高い評価を得た。飲食業種においては、「サイゼリヤ」が顧客満足で5年連続1位を獲得。推奨意向および感動指標では「木曽路」が1位を獲得している。カフェでは「コメダ珈琲店」が、顧客満足、推奨意向、感動指標のすべてにおいて1位を獲得。エンタテインメントでは、「宝塚歌劇団」が顧客満足および推奨意向で1位を獲得したが、感動指標では「劇団四季」が1位となった。
携帯電話業種では、「povo」が3項目すべてで1位となっている。証券業種では「SBI証券」が顧客満足で9年連続1位を獲得し、「松井証券」が推奨意向および感動指標で1位となった。また、特別調査として実施されたMVNO(仮想移動体通信事業者)においては、「mineo」が顧客満足と感動指標で1位を獲得し、推奨意向では「イオンモバイル」がトップとなった。
○顧客満足・推奨意向・感動指標スコア
顧客満足・推奨意向・感動指標スコアは以下のとおり。各業種のランキング対象企業・ブランドのうち、原則として顧客満足・推奨意向・感動指標の各3位以内にランクインした企業・ブランドを掲載している。また、自動車販売店、飲食、携帯電話、証券については、サブカテゴリーの結果も併せて表示している。(Yumi's life)