画像提供:マイナビニュースJR九州と福岡市交通局は18日、博多祇園山笠のフィナーレ「追い山笠」に合わせ、7月15日早朝に臨時列車を運転すると発表した。JR九州は福岡地区の鹿児島本線、福北ゆたか線、筑肥線、福岡市交通局は地下鉄全線(空港線、箱崎線、七隈線)で臨時列車を設定した。
博多祇園山笠は7月1日から始まり、7月15日早朝、櫛田神社をスタートする「追い山笠」でフィナーレを迎える。JR九州は「追い山笠」の開催時間に合わせ、博多駅へ3〜4時台に到着する臨時列車を計5本設定。うち1本は特急列車の下り「きらめき91号」として、門司港駅3時1分発・博多駅4時7分着(途中の門司駅、小倉駅、戸畑駅、八幡駅、黒崎駅、折尾駅、赤間駅、東郷駅、福間駅に停車)で運転される。下り「きらめき91号」は8両編成の車両を使用し、1号車はグリーン席、2〜3号車は普通車指定席、4〜8号車は普通車自由席に。グリーン席と普通車指定席は6月20日11時の販売開始を予定している。
他の4本は普通列車の「博多山笠号」として運転。鹿児島本線の列車は門司港駅2時20分発・博多駅3時56分着と久留米駅3時24分発・博多駅4時15分着の2本、福北ゆたか線の列車は直方駅3時10分発・博多駅4時11分着の1本を設定した。筑肥線の列車は筑前前原駅3時53分発・博多駅4時35分着・福岡空港駅4時40分着とされ、姪浜駅から福岡市地下鉄空港線に乗り入れる。
福岡市地下鉄は7月15日の3〜5時台に臨時列車を運転する。空港線・箱崎線は姪浜駅から博多・福岡空港方面へ計13本(福岡空港行7本・福岡空港発6本、筑肥線からの直通列車を含む)、姪浜駅から貝塚駅へ計3本(貝塚行2本・貝塚発1本)、中洲川端駅から貝塚駅へ計6本(貝塚行3本・貝塚発3本)を設定。七隈線も臨時列車を計13本(博多行7本・博多発6本)設定した。
博多祇園山笠を盛り上げる取組みとして、空港線・箱崎線の列車3編成にヘッドマークを取り付けた「走れ! 山笠号」も運転予定。期間は6月24日から7月15日午前までとされ、筑肥線の筑前前原駅まで運転される場合もある。なお、中洲川端駅に設置している「山笠コーナー」のデザインも、昨年の一番山笠を使用した写真に変更するとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)