落語家の立川談四楼(73)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。小泉進次郎農相のコメントに対し、痛烈に私見をつづった。
小泉進次郎農相は17日、経団連の筒井義信会長と都内で意見交換をした。その後、小泉農相が報道陣の前でコメントした。
そこで小泉氏は「今日は役員の皆様には建設関係の皆様も多いので、私からも申し出させていただいた議題というのは、農業機械を含めて、高いと言われる農業機械だけれども、むしろ、例えばコンバインが今2000万円で、コメ農家さん、2000万円のコンバインを1年のうち1カ月しか使わないんですよね。だとしたら普通買いますか?むしろそれだったら買うのではなくてレンタルやリース、こういったことがサービスとして当たり前の農業界に変えていかなければいけないんです」などと語っていた。
談四楼は「『付け焼き刃は剥げやすい』は落語のマクラだが、スンズローは早かった。高いコンバインはリースでって、そりゃ農家は怒るよ」と書き出した。 続けて「一斉にそれを必要とするし、ひと月だけ貸してくれるリース会社が一体どこにあるんだと。素人にも分かることが、農水相には分からないんだ。もう少しは保つと思ったがなあ」とつづった。
小泉氏は他にも「今建設業界を見ると、重機や建機のレンタルやリース、当たり前ですよね。どこの中小企業の建設業界のみなさんが、例えばある1つの事業や案件にしかつかわない数千万、数億の農業機械を全部持ってるかといったら、そんな形になってないわけで。この農業界も本来であれば個人個人で持っていたらどう考えたって経済的にペイしないのに、買ってしまってる、そして売ってる…私はこういったことも変えなきゃいけないと思っている。なので今日はそんなこともお話させていただいて、この建設業界で当たり前に根付いているリースやレンタル、こういったこともこの農業界に入れていきたい、そんな思いから大変前向きな意見交換ができました」などと話していた。
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