画像はイメージです。画像:PIXTA “空のオスカー”こと「ワールド・エアライン・アワード」の季節が今年もやってきました。2025年6月17日、フランス・パリで開催された「パリ航空ショー」の式典にて、SKYTRAXによる最新版『世界の航空会社ランキング2025』が発表されました。
【画像:航空会社ランキングを見る】
このランキングは、機内サービスや清潔さ、スタッフの接客、機材の快適性など多角的な評価をもとに作成されており、世界中の旅行者や航空ファンにとって“信頼の指標”とされる存在です。今年は中東とアジア勢が上位を占め、日本からは2社がランキングに入りました。
第2位:Singapore Airlines(シンガポール航空)
「シンガポール航空」は、今年も安定の2位をキープ。特にファーストクラスの座席と機内食、そしてキャビンクルーの洗練されたホスピタリティが圧倒的な高評価を得ました。清潔感とデザイン性に優れた客室、エンタメの充実度、地上サービスとの連携なども含め、全方位で隙のない品質を誇ります。部門別ではファーストクラス賞、キャビンクルー賞なども同時受賞し、その総合力を改めて世界に示しました。
第1位:Qatar Airways(カタール航空)
今年も“空の王者”は揺るがず、9年連続の世界No.1に輝いた「カタール航空」。機内空間の快適性、特にQsuiteと呼ばれるビジネスクラスの革新的な個室シートが世界的に高評価を受けています。さらに機内Wi-Fiやアメニティ、ドーハのハマド国際空港でのラウンジ体験など、地上から空まで一貫した高品質サービスが光ります。航空会社全体としての完成度とホスピタリティの高さが、他社を大きく引き離した形です。