「“日本人のほうが漢字を使いこなしていないか?”と感じて…」ゴルゴ松本が“漢字”に興味をもったきっかけとは?

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2025年06月18日 21:10  TOKYO FM +

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「“日本人のほうが漢字を使いこなしていないか?”と感じて…」ゴルゴ松本が“漢字”に興味をもったきっかけとは?
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、DEEN・池森秀一さんと、TIM・ゴルゴ松本さん。ここでは、ゴルゴさんが2011年から続けている講演活動「命の授業」について語りました。

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)池森秀一さん、ゴルゴ松本さん



◆「漢字」に興味を持った経緯

池森:“命の授業”を始めたきっかけは何だったのですか?

ゴルゴ:38歳で結婚して、夜空を見ながら「もう芸能界で売れる夢も叶ったし、結婚もしたし、いろいろなものが手に入ったな……」と思いふけっていたときに、「俺……40代になっても芸能界にいるよなぁ?」と思って。

40代って10年間あるじゃない? その「40」の先に「50」っていう数字が見えたんですよ。それで「12年後には50歳になるな」と思った途端に「このままじゃだめだ!」って急に不安になって。

池森:え!?

ゴルゴ:「俺は人間としてまだまだ未熟だ」「何を学べばいいかもわからないけど、猛勉強しなきゃ!」という思いにかられて、その次の日には本屋さんに行って、いろんな本を読むようになったの。そうしたら、まぁ面白い!

池森:それは漢字に特化した本?

ゴルゴ:そのときはまだ買っていなかったんですよ。自分が生まれてくる前の時代、例えば、「明治維新って何だったんだろう?」っていうところから興味を持って、そういう歴史的な大きな事件があった時代の本を買って読んだら、知らないことに触れるのがめちゃくちゃ面白くなって、毎日、朝から晩まで読みまくるようになったの。

池森:すごいね。それをあそこまでかみ砕いて、講演会をするまでになったのはなぜなんですか?

ゴルゴ:歴史の勉強から「日本」という国に興味を持って調べていたら、「世界のなかで日本語をしゃべっているのはこの国だけ、ちょっと特殊だな」と思って調べていくうちに、「漢字は中国で始まって日本に辿り着いたけど、日本語は音読みも訓読みもあって、読み方もいっぱいあるし、日本人のほうが使いこなしていないか?」って思って。

池森:確かに。

ゴルゴ:それから(漢字について)調べていて、「俺はなんで(人文字ギャグの)“命”をやっているんだろう?」と思ったときに、「“命”って命令、運命、使命、宿命、一生懸命にも使われているし、この時代に生まれて命を授かったってことは、もしかしたら誰かの“命令”で生まれてきたんじゃないか?」っていう気付きがあって。

さらに象形文字とか漢字(の成り立ち)をどんどん調べていったら「これは過去からのメッセージじゃないか?」っていうことに辿り着いたの。漢字がすべて先人からのメッセージに見えちゃったんですよ。

池森:なるほどね。俺はゴルゴさんの「叶う」話が印象的で、「口にプラスマイナスと書いたら“吐く”と書くけど、“吐”の下の“マイナス”を取ったら何て読める?“叶う”なんだよ」っていうのを聞いたときに、自分の夢が叶った意味を理解したもん。

俺は若いときから「音楽をやりたい!」と言い続けていたけど、そういえば、そのあいだマイナスの言葉を吐いてこなかったなって、すごい腑に落ちた。


▶▶“大のそば好き”DEEN池森の身に起きた“奇跡” 続きは「AuDee(オーディー)」で!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
番組公式X:@TokyoSpeakeasy

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